2017年 韓国 🇰🇷作品 ……… 🎞

タイトル『1987、ある闘いの真実』が全
てと思う…… 公開時で30年前になりますが
当時の歴史的事実を訴えた物語です 💁🏼

逆にそれ以上に説明付かない … 余りにもリ
アル過ぎて 私には 映画であるとは思えない　
程に衝撃を受けた作品になった …… 〝生きている🔥熱い ″ 🧯😓💦

この作品の中には 韓国🇰🇷の人々の〝 魂 ″ が 息づく🔥 ドキュメンタリー が 詰まっている … 💥

韓国🇰🇷史上最も巨大な権力を相手に … 自由を求め〝 命 ″ を掛けて一般の市民が闘った「韓国民主化闘争」の 全貌に迫る真実の生きた歴史そのものがあった …… と感じる（何回も言いますが🤷🏼）

余りに深く 言葉では語れないので 是非 観て頂きたい作品である … ただそう思います……… 🤷🏼


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▪️Title :「1987、ある闘いの真実」
Original Title :「1987: When the Day Comes」
▪️Release Date:2018/09/08
▪️Production Country:韓国
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-311
▪️My Review
本格的な社会派歴史作品です。しっかり事実に基づきながら作り上げた骨太な作品は見応えがあります。
1987年。日本がバブル景気に浮かれていた時期。隣の韓国は激動の転換点を迎えていました。韓国では1979年から民主化ムードの高まりが起こり、一方で政権は軍事色をどんどん強め、政府に反対する民衆を武力で押さえつけていました。その軍事政権と民主化を求める国民の対立が頂点を極め、決定的な事件が勃発し、ついに民主化を勝ち取ったのが「1987年」なのです。
本作はまさに1987年の韓国を舞台に、民主化を勝ち取ることにつながる“決定的な事件”をサスペンスフルに描いた骨太の歴史ドラマです。
実は、韓国で朴槿恵(パク・クネ)政権がもう少し続いていたら、本作は完成にも難儀し、製作陣が身をひそめるはめにもなったかもしれないと言われています。自由を求めて反旗を翻した学生や市民らが、文字通り命を賭して民主化運動へ突き進んだ実話をもとに、実在の人物を多くまじえて描いています。保守政権下、長らくタブー視されたテーマに極秘裏に取り組んだチャン監督の気概に脱帽です！！
そうこの時代、ソン・ガンホ主演でヒットした『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2017年)を見た方は特にピンとくることだと思います。
見どころのひとつは「普通に政治サスペンスとして最高に面白い」ということ。このでの作品は観る人に事前知識を要求せざるを得ない面も多々ありますが、本作は全然気にしなくてOK。想像以上に話の本筋はシンプルで、ジャンル的なクライムサスペンスとして楽しめます。
そして、ふたつ目は「贅沢なキャストと時代の再現性」です。本作はとにかくキャスト陣が豪華で、韓国映画界のオールスター状態。“キム・ユンソク”、“ハ・ジョンウ”、“ユ・ヘジン”、“カン・ドンウォン”と、男性陣は怖い顔、渋い顔、クセのある顔、イケメンと、だいたい網羅していますし、紅一点的な登場となる女性には『お嬢さん』で鮮烈なインパクトを残した“キム・テリ”が抜擢されています。
ラストに向かっては胸がいっぱいになります。エンドロールではもう号泣。。。
観た後も胸にぐっとくるそんな作品です。
作品は韓国の「百想芸術大賞」で大賞、脚本賞、主演・助演男優賞の4冠に輝いんたんですね。

▪️Overview
「ファイ　悪魔に育てられた少年」のチャン・ジュナン監督が、韓国民主化闘争の実話を描いた社会派ドラマ。1987年1月、全斗煥大統領による軍事政権下の韓国。南営洞警察のパク所長は北分子を徹底的に排除するべく、取り調べを日ごとに激化させていた。そんな中、行き過ぎた取り調べによってソウル大学の学生が死亡してしまう。警察は隠蔽のため遺体の火葬を申請するが、違和感を抱いたチェ検事は検死解剖を命じ、拷問致死だったことが判明。さらに、政府が取り調べ担当刑事2人の逮捕だけで事件を終わらせようとしていることに気づいた新聞記者や刑務所看守らは、真実を公表するべく奔走する。また、殺された大学生の仲間たちも立ち上がり、事態は韓国全土を巻き込む民主化闘争へと展開していく。パク所長を「チェイサー」のキム・ユンソク、チェ検事を「お嬢さん」のハ・ジョンウ、学生デモに立ち上がる大学生を「華麗なるリベンジ」のカン・ドンウォンと豪華キャストが共演した。（映画.com参照）

誰もが驚愕する。
これは、わずか31年前の事件。

チャン・ジュナン監督、キム・ユンソク、ハ・ジョンウ等の共演による実話をベースとした韓国製作のドラマ。
一人の大学生の死をきっかけに巻き起こった韓国の民主化闘争を描く。
脱北者で軍事政権化における治安本部の対共捜査所長をユンソク、ソウル地検の検事をジョンウ、死亡した大学生をヨ・ジング、延世大の大学生をキム・テリ、カン・ドンウォン、刑務所の看守をユ・ヘジンが演じているほか、ソル・ギョング、イ・ヒジュン等が登場。
物語は、冒頭警察内で拷問により亡くなった大学生の死亡原因を隠そうとする所長等の姿でスタートするのだが、ここだけで当時の韓国の体制が異常であったことを端的に示したものとなっている。
以降、多くの人物が登場するものの、その都度肩書きや名前、また日付や時刻もテロップで表示されるため、ちゃんと観ていればこんがらがることはない親切設計な演出が施されつつ展開。
何より本作品は、実際に前述の大学生の死亡事件が1987年1月14日に起こり、同年6月10日から、大統領の直接選挙制改憲を中心とした民主化を要求するデモが繰り広げられた所謂6月民主抗争を描いており、このようなことが韓国で起きていたのは、恥ずかしながら初めて知った次第。
そう考えると、80年代後半、隣国である韓国では、このようなデモが起き、はたまた台湾では先日観たゼロ・チョウ監督『流麻溝十五号』のように、白色テロが続いていたりと、バブル景気で浮かれていた日本とは対照的だったなと感じたところ。
そんな一連の出来事を韓国らしく、見事なサスペンスとしてエンタメ作品に昇華させているのだが、登場する人々の殆どが実在の人物であり、ラストで実際の写真や映像が映し出されるため、これがフィクションではなく、少し前の現実だと突きつけられることとなる。
何より、ユンソクに、石田純一と大鶴義丹を足して二で割ったようなジョンウ、ドンウォンにザ・おじさん顔と勝手に思っているヘジンと、主役級が揃うキャストの演技合戦や、終盤にあるデモのシーンは圧巻の一言。
原題はシンプルに『1987』であり、流石にそれでは伝わらないと追加された邦画のサブタイトルが、実に的を得ており、韓国作品にありがちなコミカルな演出は一切廃され、登場人物の過去をしっかり描くことで、それぞれの立場の違いを理解することができる骨太な作品であるとともに、民衆のパワーも含め、今の日本には持ち合わせないであろう力を感じる一作。

君を捕まえに来た。