
2012~17年の間にニュースや身の回りで聞いた話など監督の記憶に基づき、普通の人々が死を迎える前日のエピソードをオムニバス形式で描く。それぞれの断章は、過去のナワポン作品に出演した俳優たちが演じるフィクションの部分と、市井の人々がインタビューに応える部分が混成されて進行する。死を恐れる子どもたち、他愛もないガーリー・トークを続ける女子高生たち、洗濯ものを干すカップル、株式市場で急死するディーラーなど。ときおり字幕画面で死にまつわるデータが表示される。
長いアメリカ暮らしから突然、妹ジョンオクの元を訪ねて韓国へ帰国した元女優のサンオク。母親が亡くなって以来、久しぶりに家族と再会を果たすが、帰国の理由を妹には明らかにしない。彼女に出演オファ…
>>続きを読む1945年8月9日の長崎原爆投下まで、市井に暮す人々の24時間を描く。 ささやかな喜びと秘められた哀しみを優しく澄んだ眼差しで追い、戦時下の日本人の心と生活を見事に映し出す。そして、それ…
>>続きを読む朝、美優が目を覚ますと、隣にいるはずの光希がいなかった。いつもふざけている光希のイタズラだと思ったら、夜間運転の事故で亡くなっていた。 それからと言うもの美優の周りで殺人事件や、怪奇な現象…
>>続きを読む2023 年 8 月 19 日、伊豆にある海辺のリゾートホテルを訪れた幼馴染の佐野と宮田。まもなく閉館を迎えるこのホテルでは、アンをはじめとしたベトナム人の従業員たちが、ひと足早く退職日を…
>>続きを読むオレゴン州ポートランドのある高校。ジョンは酒浸りの父親のせいで遅刻をした。イーライはカメラを片手に公園を散歩する。そのほか、学校に通う生徒たちは今日も平凡な日が過ぎると思っていた。だが銃を…
>>続きを読む少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度<プラン75>が国会で可決・施行された。様々な物議を醸していたが、超高齢化問題の解決策として、世間はすっかり受け入…
>>続きを読む8歳のヤンヤンは、祖母と両親と姉と台北で暮している。祖母が脳卒中で倒れたのを機に看病に疲れた母は家を出、昔の恋人と再会した父は過去を思い出し、姉は恋に思い煩う。そんな家族の姿をヤンヤンは冷…
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