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ドヴラートフ レニングラードの作家たちの作品紹介

ドヴラートフ レニングラードの作家たちのあらすじ

1971年のソビエト・レニングラード(現サンクトペテルブルク)にカメラを据え、ジャーナリストとして働きながら 文筆活動にいそしんだ日々から切り取られた6日間に迫る。「雪解け」と呼ばれ言論に自由の風が吹いた社 会に再び抑圧的な「凍てつき」の空気に満ち始めた時代。主人公ドヴラートフを始め、のちにノーベル賞を 受賞する詩人ヨシフ・ブロツキーら若き芸術家や活動家たちのひたむきな生が描かれる。

ドヴラートフ レニングラードの作家たちの監督

アレクセイ・ゲルマン・ジュニア

原題
Dovlatov
製作年
2018年
製作国
セルビアポーランドロシア
上映時間
126分
ジャンル
ドラマ

『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』に投稿された感想・評価

菩薩
3.0
書きたいものを書けば認められず、とは言え書きたくないものは書けない作家の苦悩。世間にも時代にも国家そのものに求められていない作家がそれでも作家として存在していく為にはどうすれば良いのか…。そんな苦悩に満ちた鬱々とした1週間を切り取った作品、なんでしょうね、寝たけど。雪解け後の凍て付きの時代、生まれた時代が悪かった…と言えばそれまでだろうが、彼等の苦悩はいつの世でも当たり前に繰り返されて来た問答なのだろうと思った、寝たけど。後期パパゲルマンや『宇宙飛行士の医者』の様な流動的なカメラワークは健在、ただ作品自体のうねりはなりを潜めているかな、寝たけど。一瞬だけチュルパンちゃんが出てた様な気がしたけど、あれは夢ですかね?いかんせん寝たので…。ロシア文学ギャグみたいの面白かったねー!って言いたい人生だった。
今回の新型コロナウイルス感染症拡大で“発表”や“発揮”の場を失った方が大勢いる。
特に甲子園や国体出場を目指していた高校生の中には悔し涙を流しながら“最後の機会”を見送った若者も多数いると思う。
現代ロシアの伝説的作家セルゲイ・ドヴラートフの1971年11月の6日間を切り取って描いた本作を観ていると、その作品の“発表”や才能の“発揮”の場を絶たれた若者たちの焦燥感や絶望感が伝わってきて息苦しくなる。
その“諦念”の発露が主人公ドヴラートフのモノローグとして何度も劇中に登場する。
本作の時代背景には、言論の自由の風が吹いた“雪解け”後に再び訪れた抑圧的な“凍てつき”社会の到来がある。
だからドヴラートフや後にノーベル賞を受賞する詩人ヨシフ・ブロツキーをはじめとしたレニングラードの文学サークル「都会派」の面々は“本業”では食べていけないので、様々な副業をしている。
ドヴラートフも工場新聞のジャーナリストとして意に背くような文章を書かされる仕儀となるのだが…
現代では、YouTubeやSNS等で自分の作品やパフォーマンスを発表している方が余多いるが、ドヴラートフ達にはそのような“環境”もなく、社会主義の管理国家では仮に出来る状況にあったとしても許される筈もない。
作品を発売どころか発売すら許されない社会において、彼らの存在は無きに等しい扱いなのだが、本作のポスターやチラシにある「なにがあろうと オレたちは存在する これからも」という信念を頼りに臥薪嘗胆する若者たちの姿は、時代や国が違っても決して他人事ではないと思う。
mi
2.5
これはロシア文学への興味がある程度ベースとして備わってないとキツイ。会話会話につぐ会話。なのにそこまで明確にならない苛立ちや憤り。(自分がついていけなかっただけかも)
繰り返される悪夢のシーケンス。
自分が何者にもなり得てないのでは?というのは、芸術家に限らずみな持ってる暗部な気はするけど、いつの時代でもアーティスト活動は難しい。ひたすら影の部分を取り上げたのは意義深い。
何が言いたいかもよくわからないのだけど、教養がある程度強要された気分にはなった。



2020劇場鑑賞44本目

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