映画の予告編である「この男に騙されるな」とか「ラスト15分の衝撃を見逃すな」とは無縁の気骨のある編集者の物語でした。
電子書籍や実写化などが相次ぐ出版業界で本当に生き抜くにはどうすればいいのか?
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エンタメ作品として非常に見所がたくさんある爽快な映画だった。
出版業界を舞台に、それぞれの思惑が交差し、自分がのし上がるためには手段を選ばず相手を蹴落とす様が痛快で、本来なら嫌われてもおかしくない大…
小説担当の部署が権力を持っていて、影響力が大きいと言うのはありがちそうだなぁ、と思いながら見ていた。
速水さんみたいな人は会社としては優秀だろうけど、ついていけない人、元の場所に居心地を感じている人…
物語は冒頭からスピーディーに展開し、誰が誰を騙しているのか分からない構図の中で、大泉洋さんの飄々としたキャラクターが一層際立っていた。速水は表向きは人当たりの良い編集長でありながら、裏ではしたたかな…
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