夜明け前 呉秀三と無名の精神障害者の100年の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『夜明け前 呉秀三と無名の精神障害者の100年』に投稿された感想・評価

とても良かった。

日本精神医学の歩みを、呉秀三先生の業績とともに追ってゆくドキュメントでした。

私宅監置、家庭看護、ギールによる下宿制度など、今まで上澄みのような知識しかなかった部分が、一歩奥ま…

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4.0
誰しも弱者になる可能性があるのに弱者を排除しようとする世の中
監禁事件のニュースを聞くと100年前から変わっていないと強く感じる
aoi
-

呉先生のドキュメンタリー。
内容としては教科書や参考文献で見たものが多かったが、映像で見るとまた違った味わいがある。
患者さんを「人として扱う」「相手の尊厳を尊重する」。当たり前の事だが難しいと感じ…

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3.5
精神科医呉秀三の活動
個々の差が出る私宅監護廃止を目指した
治療ではなく監禁保護を求めた国
ごま
3.8

100年以上前の日本の精神科医療の先駆者呉秀三の映画。

「夜明け前」というタイトルは、100年経った今も、日本の精神科医療はまだまだ発展していないという意味。

医療保護入院は制度として残る方針だ…

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3.0

昨年見そびれてしまった作品。
<私宅監置>この耳慣れないない100年前の言葉が、まず重い現実を匂わせる。つまりは精神障害者を社会の目に晒さぬように閉じ込める座敷牢。現在は、病院に移ったが、拘束は現実…

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3.5
ひとの命そのものの尊厳。
それに向きあうのは、装置でも薬でも
なく、ひと。
3.7
100年以上前に精神病患者を人として解放しようとした医師がいたことに感動した。
SI
-
2019.9.6
浦和コムナーレにて鑑賞

映画をつくるということの意味。
高畑勲の言葉。
猫
3.2

私の感性が鈍いのか、
副題にある呉さんの人柄と
書かれた書物の紹介、言葉の上っ面だけで終わってしまった感あり。
当事者たちとその家族が何も見えない。
関係者だけで完結された、
或いは関心のある人の学…

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