とても良かった。
日本精神医学の歩みを、呉秀三先生の業績とともに追ってゆくドキュメントでした。
私宅監置、家庭看護、ギールによる下宿制度など、今まで上澄みのような知識しかなかった部分が、一歩奥ま…
呉先生のドキュメンタリー。
内容としては教科書や参考文献で見たものが多かったが、映像で見るとまた違った味わいがある。
患者さんを「人として扱う」「相手の尊厳を尊重する」。当たり前の事だが難しいと感じ…
100年以上前の日本の精神科医療の先駆者呉秀三の映画。
「夜明け前」というタイトルは、100年経った今も、日本の精神科医療はまだまだ発展していないという意味。
医療保護入院は制度として残る方針だ…
昨年見そびれてしまった作品。
<私宅監置>この耳慣れないない100年前の言葉が、まず重い現実を匂わせる。つまりは精神障害者を社会の目に晒さぬように閉じ込める座敷牢。現在は、病院に移ったが、拘束は現実…
私の感性が鈍いのか、
副題にある呉さんの人柄と
書かれた書物の紹介、言葉の上っ面だけで終わってしまった感あり。
当事者たちとその家族が何も見えない。
関係者だけで完結された、
或いは関心のある人の学…