ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩の作品情報・感想・評価

上映館(7館)

ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩2019年製作の映画)

上映日:2020年09月18日

製作国:

上映時間:104分

あらすじ

「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩」に投稿された感想・評価

CCC

CCCの感想・評価

3.0
映画としては、もひとつ。
阿部薫の映像が出てくるのは貴重だし嬉しいし、ブロッツマンや坂田明、中平さんら僕のヒーローが出てくるのも嬉しいけど、諸々が雑な繋ぎで脈絡があまりないのにメッセージだけを発してくる。何よりイキッてる爺さん達感(≒老害)が強い。もっとベイシー(店や音)を掘り下げてくれたほうがよかったかもなぁ。
 ジャズ、そしてジャズ・オーディオの世界をのぞく体験。冒頭、暗い店内でひとり静かにコーヒーを入れる本作主人公の菅原さんの姿が素晴らしい。引き込まれる。

 ジャズ好き、オーディオ好きには有名な岩手は一関にあるジャズ喫茶ベイシーとその店主菅原正二さんのドキュメンタリー。よくこんな場所にカメラを入れられたと感心する。許されただけで完成度はある程度保証されたようなもの。しかし同時にいい加減なものは作れない、というプレッシャーもさぞかし強かっただろう。

 菅原さんは、不思議な魅力の方だ。厳しいのに話し方は優しく、クールというより優雅。顔立ちも物腰も話し方も、すべてに品があって、なのに何故だか凄く強い。周りの空気をほどよい緊張感で満たす不思議な術でもおもちなようだ。並居るジャズ・ジャイアンツやファンが海外からも詣でするのもわかる。

 ジャズ喫茶が誕生した60年代の話から、さまざまな証言者の話や昔の映像などの資料も入れて紐解く昭和のジャズ史と、雷や雨音、滝の音などさまざまな音源で再現されるベイシーの音響設備。いくらか難しい点はあれど、おいてけぼりにはならない進行と情報量。レコードをかける、丁寧にコーヒーを淹れる、万年筆で紙に原稿を書くなど、あらゆるマニュアル作業をじっくりと眺める。今ではどれも、なかなか自分ではやらなくなったこと。それらの当たり前の確かさを目の当たりにさせられたように感じた。これはなかなか貴重な体験かも。

 小澤征爾が出てきてびっくり。また、菅原さんやベイシーとは直接かかわりなく出ているのにさらにびっくり。また、息子の小澤征悦がちらっと映っていてまた、びっくり。そんな感じでたくさんのフェイマスの名前や名残が隠れた素敵なお店だ。図らずも、わたしの大好きな平泉の近く。いつか絶対に行きたい。

 冒頭やラストに画面に映し出される言葉が、いささか邪魔か。あそこだけちゃちな文学になっていて残念。

 ふむふむ、
 
 和太鼓も実際に聞いたら 空間への音の
 広がり 体への響きスゴイもの
   そういうことかなー
    CDでは平坦だなー

 小澤征爾さんが 桜色のシャツを着て
 インタビュー受けてました
   お元気そうでうれしくなりました
KM

KMの感想・評価

-
・OKAMOTO'Sのショウさんが感想を寄せてたこと、そしてわたし自身も学生ビッグバンドを経験していたので観に行きました。Aパリがテーマ曲になってたのは嬉しかった。菅原さんはハイソ出身なんですね。
・だけど、思ったよりオーディオオタクの映画だった(笑)小さくて読めなかったけど機材情報が出る映画ってw
・フリージャズの演奏が前半でいくつか出てきたけど、超音波みたいなのヤバイな…阿部薫って人の映像がかなり衝撃的だった。出てきたドイツ人?のおっちゃんは戦争絡み(ナチス)への反抗的なことを話してた気がするけど、結局は日本の学生運動との関連性ってことなのか?
・だからこそ最後のナベサダさんでめっちゃ落ち着いた。けどリガチャー談義は全然分からなかった…
・小澤征爾のガーシュウィン?聴いてみたいな、ヒッピーみたいな格好面白い。あとバーンスタインがクラシックもジャズも造詣に深いのは納得
・カストラートだっけ? なんかシュールというかすごいなと。
・出てくる字幕も小さいしなにより出演されてるおじ様方で滑舌がイマイチな方もいて聞き取るの苦手だからある意味字幕が欲しかった。マスターの菅原さんは渋カッコ良かった。(若く見えるけどタモリさんより歳上??意味わからん)
・ジャズの垂れ流し(居酒屋とかカフェとかね)は本当に辞めた方がいいと改めて感じた!
・ジャズ喫茶が日本独特というのは初めて知った。けども今もジャズは死んで無い(デアゴスティーニのJAZZのLPシリーズでマイルスがバカ売れ、はなるほど今の時代らしい)と思うけど、ああいう雰囲気でずっと生き残れるかというと難しいなと思った。暗くて埃っぽいあの匂い、少し味わったことあるけどなかなか一元さんで行きづらい。。。あと皆さん葉巻吸って強いと思ったw
okimee

okimeeの感想・評価

3.7
今日は音楽映画を続けて。

今回はミニシアターエイド基金の賛同者の名前を追えたので、「おぉ!」と思う名前も見つけたが、自分の名前が見つからない‥‥。。

UPLINK初めてですけど、というようなご婦人連も多く、なにか思い入れあるんだろうなぁ、と言う感じ。(もしくはオーディオマニア)

始まって直ぐに気付いてしまった。「あぁ、これは、、映画館の音響ではなく(もちろん家より数億倍いいけど)、その場で生で聞かねばならないのでは。」と。

坂田明がミジンコ研究家なのも知らなかったし、小澤征爾が「"超"おもしろい」と言うなんてことも知らなかった。

渡辺貞夫のリガチャー吹き比べめちゃくちゃおもしろい!!あそこだけ充実させてYouTubeあげてくれないだろうか。。
プロでもあんなに明確に変わるなんて!(プロだからこそか?

DUG、見かける度気になってたけど、こんど入ってみよう。

マスター、カッコ良いな〜

でもながいよ。そしてラストがくどい。。
ジャズは全く詳しくないですが、とても良い時間を過ごせました。

時折、ジャズ喫茶「ベイシー」にいるような感覚に浸れます。

アップリンク吉祥寺の箱の大きさと、スピーカーから流れる音のバランスが、とても心地よかったです。

ゆったりした雰囲気の、店主・菅原正二さんは、実に柔和なダンディ。

お若い頃の、角刈り&チョビひげ写真はご愛嬌。

「この、お気に入りのアンプに、スピーカーを合わせるんだよ」

自分が考えたフリして、誰かに言ってみたい言葉でした。
samiam

samiamの感想・評価

3.5
本日はお気に入りの劇場、UPLINK吉祥寺で4本観賞。
最後は本作、ジャズ喫茶ベイシーのドキュメンタリー。
伝説のジャズ喫茶のようで、私の仲間でセミプロのジャズ奏楽者も訪ねたことあり、素晴らしい音響だったとのこと。

本作観て驚いた。本物のカウント・ベイシーや名だたるジャズ奏楽者達が訪れていたんだね。
インタビューの中身はかなりマニアックなものがあり、理解出来ない部分が多かったが、演奏は楽しめた。坂田明や渡辺貞夫の喫茶店内での演奏もあり。。。ナベサダさんのリガチャーに関する解説は面白かったけど音の違いは聞き分けられなかった。😅 セルマーの一点締めタイプにブルズアイ?を付けた音だけ少し違って聞こえたけど気のせいかな?
マイルスやモンクのレコード音源も劇場のスピーカーで聴けたことだけでも良かった。
小澤征爾はジャズ喫茶ベイシーとはあまり関係なく、ジャズについてのコメントのみだったね。

ジャズキッサベイシー。一度は行って音を聴いてみたいな。。。
oto

otoの感想・評価

3.3

この年代に生きた人々をみて
何度見ても思ってしまうのが、
ああ、この時代に生きてみたかったなあー
って。

楽しそうさがカッコよさにでてる。

オーナーの菅原正二さんが
中心になった話なんだけど、
菅原さんが俳優以上に俳優ですか
くらい味のある人、かっこいい人。

ジャズがあるのでなく
ジャズな人がいるだけだ

とも言ってたし、全て
人次第、なんだろうな。


#2020 #27
miwa

miwaの感想・評価

4.0
ジャズな人がいるだけ。
自由っていうのが、ほんとにな~
いいな~かっこいいな~
菅原さん、かっこいいけど
いつもご機嫌な感じがすごくいい。
hachi

hachiの感想・評価

4.3
伝説のジャズ喫茶ベイシーのマスターに迫るドキュメンタリー映画

岩手県一関にあるジャズ喫茶に全国から、世界からファンやミュージシャンが訪れる

渡辺貞夫がここで演奏するのは有名だけど、作家の野口久光とのエピソードがあったり、女優の鈴木京香も来ていたりとにかく交友関係が広い

タモリが表紙の雑誌Switchの写真も飾られてたしエピソードはあるはずなのにタモさんは登場せず。

ジャズ愛と人間愛に溢れた世界
ジャズ喫茶は日本独自の文化なんだとか
一度は行ってみたい喫茶店
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