象は静かに座っているの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『象は静かに座っている』に投稿された感想・評価

K
3.5

ラスト一時間だけ急に面白いけどいきなり割と知ってる感じの味になっちゃったのはちょっと寂しくもあった。これが好きな人はぜひ窪 美澄の『晴天の迷いクジラ』を読みましょう。もっと食べやすい味が楽しめるので…

>>続きを読む

『象は静かに座っている』
このタイトルから、動物園の象がすべてを諦めながらもじっと座り続けたまま、生きることを耐えている…という姿を想像しました。

登場人物たちは、それぞれに暗く重い荷物を背負い、…

>>続きを読む

若者と老人ならではの衝動のようなものが感じ取れて物語も普通に面白かった。

階段や廊下を歩くシーンが多く、閉塞感があって映画の話の内容の雰囲気ともあっていた

ただ暴力要素がそこまでいるのかなと思っ…

>>続きを読む
A
5.0

艶のない乾ききった残酷な暗闇に生きる孤独な人間達の黙示録

生きてるという事は死ぬまで苦痛が続くという事
なんのために自分が存在しているのか誰にもわからない
自分の意思で、できる事できない事
自分の…

>>続きを読む
激しく嫉妬した
ここまで繊細に、そして隠密に
こちらの心情のメスを入れて
彼らと同期させていく表現
間や表情
巡り続ける日常に対して
静かに座っていたいと厭世的になる
ミン
4.4
我在學生時候看的電影
還記得當時在西門町的真善美電影院
隔壁的阿伯看到一半就離場了
因為確實挺煩悶的
但我很喜歡 至少當時的我很喜歡
謝謝導演
一路好走
ヘビロテ映画
4時間あるし、長回しでゆっっくり進んでいくので眠くなりそうな映画ではあるけど、観終わった後の余韻がすごい
1ヶ月おきに観たくらい。言葉では表せない雰囲気に惹き付けられる
うさ
4.0

この映画の監督は29歳で亡くなってしまった
映画を観る前は「29歳で亡くなるなんて」
って残念だったけど、観た後は「29年も生きてしまった」と思ったのかも、というくらい、心の渇きが感じられるつらい作…

>>続きを読む
fuji
4.7

信じることが難しくなっている、自分も他人も。
信じることでしか、世界は動いていかないのに。
「世界の美しさは、恐ろしい犠牲を払って脈打っている」
流された血によって美はできているとしたら...
芸術…

>>続きを読む
4.5
ずっとなんか切なかった画面も暗く無駄な音もないラストはとても良かった。

あなたにおすすめの記事