ラスト一時間だけ急に面白いけどいきなり割と知ってる感じの味になっちゃったのはちょっと寂しくもあった。これが好きな人はぜひ窪 美澄の『晴天の迷いクジラ』を読みましょう。もっと食べやすい味が楽しめるので…
>>続きを読む『象は静かに座っている』
このタイトルから、動物園の象がすべてを諦めながらもじっと座り続けたまま、生きることを耐えている…という姿を想像しました。
登場人物たちは、それぞれに暗く重い荷物を背負い、…
若者と老人ならではの衝動のようなものが感じ取れて物語も普通に面白かった。
階段や廊下を歩くシーンが多く、閉塞感があって映画の話の内容の雰囲気ともあっていた
ただ暴力要素がそこまでいるのかなと思っ…
艶のない乾ききった残酷な暗闇に生きる孤独な人間達の黙示録
生きてるという事は死ぬまで苦痛が続くという事
なんのために自分が存在しているのか誰にもわからない
自分の意思で、できる事できない事
自分の…
この映画の監督は29歳で亡くなってしまった
映画を観る前は「29歳で亡くなるなんて」
って残念だったけど、観た後は「29年も生きてしまった」と思ったのかも、というくらい、心の渇きが感じられるつらい作…
信じることが難しくなっている、自分も他人も。
信じることでしか、世界は動いていかないのに。
「世界の美しさは、恐ろしい犠牲を払って脈打っている」
流された血によって美はできているとしたら...
芸術…
© Ms. CHU Yanhua and Mr. HU Yongzhen