構成がすごいのにはっきりとは見えてこない感情。僕は日本で生まれて日本で育ったのでその点では、自己同一性がしっかりしていることからとても恵まれているんだなと思いました。少しですが、台湾のことについて興…
>>続きを読む『牯嶺街少年殺人事件』アウトレイジさながらな不良グループの抗争劇も犯した過ちも若さゆえの青春として包括される瑞々しさがスクリーンに焼き付いていた。光と影、闇と灯を駆使した完璧な構図によるシークエンス…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
小津さん!?となったぐらい、完璧な構図、美しい陰影。この完成された構図の中に、自然な演技をはめ込むってすごい!!
という感動はあったんだけど、、
なんせセンセーショナルになっていくまでの話が長いと…
こんなに丁寧な映画なかなか出会えない…。
236分はじまりから終わりまで無駄を感じさせない構図、脚本、美しかった。主人公の家が日本家屋だからなのか、小津を彷彿とさせる室内の構図がすごく綺麗。
停電す…
本土から台湾に移住してきた人々の当時の情勢を織り交ぜながら文化や政治などの空気感が伝わり切なくなる映画だった
少年の暗闇を照らす懐中電灯の光と母の時計、なんていうか胸が苦しくなった
そして届かぬテー…
受験に失敗して夜間部へ入学した小四は、小公園と呼ばれる不良グループのメンバーと仲良くなったり、そのリーダーの彼女である小明に惹かれたり。
とにかく長い。4時間くらいあるけれど、不良グループの抗争が…