かなり前に書いた作品だけど、フィルマに感想を移してなかったのでこのタイミングで。
エドワード・ヤン監督が1991年に発表した、傑作『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』。BBCが1995年に選出し…
長いけれど、小四があそこに至るまでのプロセスが、程よい距離感の中で丁寧に描かれていて、いいなぁと思った。
濱口さんが本で仰っていた「大人の世界のよく分からなさ」というのは確かにと思った。
やむを得ず…
何を描きたかったのかよく分からなかったんだけど、画面の完成度が高いのは分かった
特に大人数が映ってる時の演出というか画面作りが凄い。
映画というよりただ目の前で起こってることを偶々カメラで映してまし…
念願の大きなスクリーンでの牯嶺街。
休憩無しの236分は、飲み物に口をつけるタイミングを如何に調整するかの戦い。オリジナル版は1時間近く短いみたいだけど、それが信じられないほど無駄なシーンが全くない…
深夜に観たからってだけかもしれないが、めっちゃ主人公と同一化した
1カットで二段階ぐらいの感情の変化を、ほぼ動き(演技)無しで想像させるのが凄い。少なくとも自分はそう感じた。(ハグのショット)
少…
4時間バージョンだけど2回目なのでこっちで。暗闇と光がこんなに綺麗な映画ってないんじゃないか。フィルムの質感もあって映像がとにかく綺麗
「好きで好きでしょうがなかった」のホスト刺殺事件思い出すけど…
当時の少年少女達の、そして周りの大人達の、心情の変化やぶつかり合いがリアルに描かれていて、
そのリアルさに見ている間はずっとザワザワとした感情があったり、顔をしかめていましたが、その作品の空気に没頭…