廃墟と化した海辺のリゾート。世界の終焉を描いた幻想映画の撮影が、今まさにクランクアップを迎える。映画スタッフのふたりの女性──ひとりは女優、もうひとりは監督。名はアポカリプスとジョイ。彼女たちは、終わりゆく恋のただなかにいる。 ジョイは別れの時をほんのひとときでも引き延ばそうと、5つの夕暮れの物語を語りはじめる。老いることを拒む少女たちの話、SF、下品さ、ネクロフィリア、詩情が渦巻く5つの冒険譚。すべてが、「世界の終わり」の映画撮影と奇妙に重なり合っていく。
何ひとつ 望み通りにならなくても、希望は生き続ける---。88歳を迎えてなお、世界の最先端でエネルギッシュに創作活動 に取り組むジャン=リュック・ゴダールが新たに撮り下ろした子どもたちや美…
>>続きを読むジャン=リュック・ゴダールから、映画界への最後の贈り物。2022年9月、彼が自ら選んだ死の前日に完成した、本当の遺作。コラージュ技法による18分の本編と、ゴダール自身が制作ビジョンを語るド…
>>続きを読むある植物園、ふたりの少女が互いに宿命を解析しようとする。(『アリアとマリア』)とある男女が、キャンピングカーで旅に出る。(『Blue Through』)監督からの手紙を基に、大森靖子が楽曲…
>>続きを読む⻄暦2015年。世界中で正体不明の“レミング病”が蔓延していた。そのウィルスは視覚映像によって感染し確実に死に⾄るというもの。⼈々が不安に怯え絶望感に満ちる中、病気の流⾏を抑制するといわれ…
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