80年代シュールレアリズム系映画特にリンチやクローネンバーグと比べられているようだが、私の中ではガイ・マディンの「氷の妖精の黄昏(Twilight of the Ice Nymphs)」の過激版にしか見えなかった。浜辺で新作映画を撮影する監督ジョイと主演女優アポカリプスの愛の行方を追うと言えばそれらしくも聞こえるが、実際は大したことはやってない。しかし、アメリカの不味そうなアイスみたいな発色は好きなので悪い気はしない。映像だけで興味ない物語を押し切れるのは40分くらいだということをマンディコが知っている点でマディンより優れているし、女優はマディンの選抜より可愛いんだけど、物語はマディンよりつまらないから五十歩百歩といったところか。