家族の死という心に深いキズを負った女子大生が恋人や仲間と訪れたスウェーデンのある村で恐ろしい奇祭を体験する映画。
胸糞系って評判は聞いていたのですが、実際に見るとイヤな映画を見たな〜と思いました。
冒頭から主人公の心の不安定な状態や家族の死に打ちひしがれる姿がリアルすぎて結構イヤな感じ。
精神的にツラい時に見たらこの部分だけで参っちゃいそうと思いました。
映画に出てくる村の風習は何となく実際にあるカルト宗教っぽくてこれまたイヤな感じ。
ただ主人公の恋人が体験する儀式めいた性交シーンはぶっ飛びすぎてて思わず笑いました。
特にオバさんが男の手を取って歌い出した瞬間は笑ってはいけないみたいで大爆笑。
そしてそのあとのシーンも「映画史上最悪の賢者タイムだな」と思って笑ってしまった。
あと見てる時に似たような映画があったよなーと思ってたのですが、アリ・アスター監督の前作「へレディタリー/継承」も同じような話でしたね。
今作も前作も心にギズを負った人にカルト宗教が近づいてきて取り込まれる話でしたが次回作も似たような話になるのか気になりました。
