かくもウェス・アンダーソン。もはや、作風とかを超えて形容詞として機能する、ウェス・アンダーソン。
これほどまでにご自身の作家性を極めたことは素晴らしいが、それに対して完全にあぐらをかいている潔さに感…
不自然な平面的な画と特徴的な色彩、可愛らしい小道具たち。
初めてのウェス・アンダーソンは『グランド・ブダペスト・ホテル』だったんだけど、成程これが作家性というヤツか。
雑誌紙面の視覚化という事で、や…
本が映画になってる。すごい
演出も舞台装置の上で行われているみたいな感じがおもしろかった。白黒の画面からカラーに移り変わったり。
すごい料理を食前酒を飲むシーンで、色についてセリフで解説してるのに白…
まるで雑誌のページをめくっているような映画。ウェス・アンダーソンらしく、章立てをされた作品で、そしてそれが廃刊が決まった雑誌の各コーナーと見事にマッチして、この監督だからこそ、の作品に仕上がっている…
>>続きを読む©2021 20th Century Studios. All rights reserved