たまにとてつもなく「ここではないどこか」に逃げたくなることがある。けど、毎日に押しつぶされて見えなくなってるだけで、「今いるここ」にも確かに希望はある。
この逃走劇が2人のソワレ(=夜公演)なら、…
このレビューはネタバレを含みます
役者を目指して上京した岩松翔太は、ある時、生まれ育った海辺の街の高齢者施設で演劇を教えることになる。だが、ある事件をきっかけに、その施設で出会った山下タカラと共に先の見えない逃避行に出ることに…。
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誰かに縋りたいとか何かのきっかけとか心に残る思い出とか、まるで運命のようでドラマチックではある。
翔太(村上虹郎)とタカラ(芋生悠)は恋というよりは同士のような関係に見えた。
翔太が自分を思いや…
#外山文治 監督作品「#ソワレ」を観た。出所した父親に性的暴行を受ける彼女。そのタイミングで夏祭りの誘いに来た彼。すぐ彼女の助けに入るが彼女は混乱の中で手元のハサミで父を刺してしまう。そこから二人の…
>>続きを読む前半はドキュメンタリータッチな老人ホームのシーン、施設から逃げ出した老人が生々しかった
若い職員に対しては「どうせあんたらワシらが死ぬのを待つのが仕事やろがい」みたいなことを言って激しく抵抗して、…
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