佐藤二郎なのに笑いが皆無。暗く、希望なく底深さを感じる作品。
売春宿で自由なく働くことを想像すると、とてつもなくやり切れない気持ちになる一方で、きっとこんなことは日常であって、自分がそういった人たち…
思いつく限りの不幸をとにかく詰め込んだ物語といった印象で、ストーリーにあまり奥行きを感じられませんでした。
舞台で上演する事を考えれば、役者さんのあんなに熱量のあるお芝居を生で観られるのですから、…
これが佐藤二朗さんの描きたかったものかぁ…🤔
この世界観を心の内に秘めながら、求められるキャラクター像を見事に形にしていることを思うと役者さんの演技力に感心させられるなぁという感じ。
好きかどうか…
(C)2020「はるヲうるひと」製作委員会