ディアスキン 鹿革の殺人鬼の作品情報・感想・評価・動画配信

「ディアスキン 鹿革の殺人鬼」に投稿された感想・評価

フォロワーさんのレビューですごーく気になってた作品。全然理由はわかんないけど鹿の革ジャンに病的な執着心を持つおっさんが「世界でジャケットを着ている唯一無二の男」(←何それ)になるためとんでもない事をしでかすお話。「やがてジャケットと会話ができるようになり、、、」って、あらすじにあるように狂ってる親父の話だけど、制作者も絶対頭おかしいですね。コメディなんだけどそれっぽいムードは皆無で粛々と、そして強引に進むストーリーにだんだん魅了されちゃう変な映画。謎とか疑問とかあっても考えこんじゃダメ、どうせ答えなんか最初から用意してないし、テーマなんかあるなら探してみろと言わんばかりの行き当たりばったり感が清々しいくらいです。
鹿革を目の当たりにした時のおっさんのうっとりした顔、そしてセリフが絶妙なキモさ。またこの鹿革ジャケットの芸術的なダサさとか、いちいち楽しい。
ジャケットのキャッチもいいですね!でもタイトルも含めてノーヒントで見たら感動と衝撃で熱出てたかも。

このレビューはネタバレを含みます

シュールな作風、これを良しとするかは人それぞれ。
好みが反映される作品だと思います。









            あらすじ略
          ネタバレになるので
  ↓  作品が気になる方は閲覧しない方がいいです。 ↓











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GEOレンタル
紹介しよう、100パーセント鹿皮だ!
ハンドル片手にプロペラから飛び散る火の粉
何がそこまでオヤジをかりたてるのか、
鹿皮に対するこのうえない愛情と
ジャケットに対する容赦ない憎みの愛憎劇。
粋な結末といいこの徹底感、小洒落たシュールさ、
私、、このオヤジになりたい!
そう思わせるほど狂おしいほど愛しい♡
             (ラバー監督作品)
「ラバー」の監督さんの作品だと知って鑑賞。「ラバー」とは自我に目覚めた廃棄タイヤが自走し始め、サイコキネシスを使って次々と人を殺す話です。笑いのセンスがとてもよくて映像が無駄にかっこいいんですよね。
どう?ここ面白いでしょ?的な演出がいっさいなくて、ハードボイルドか?っていうくらいに淡々と面白いシチュエーションを撮ってくんですよね。

本作も似たようなノリの作品でしてホラー的なシチュエーションでコメディぽい展開を楽しめます。

鹿革100%のジャケット(ブルゾン?)の魅力に取り憑かれた男ジョシュの話でした。ジョシュが「ジャケットを着ている世界でたったひとりの男になりたい」と思い、鹿革100%ジャケットが「世界でたったひとつのジャケットになりたい」と思うところから話が始まります。なんの事かわからないかもしれませんが、私は目の前で起こったことを忠実に文章にしております。そしてこれは実話がベースの話です(←うそ)。

このジョシュにシネフィルで編集もできる女が絡んで、ものすごい方向に進んでいくコメディでした。ブシャーなシーンは残念ながら割愛され気味でしたね…。

男はどうやらジャケットを手に入れるため仕事も家庭も捨ててきた模様。
めっちゃ派手な中古品を7500ユーロで買ってたけど…日本円だと90万円くらい?20万円くらいでもうちょい普通のシチュエーションで利用できるやつ売ってる印象あるよね。まあでも彼がいいと言うのならヒダヒダなあれがいいんでしょう。ジャケット買ったおまけにデジタルムービーもらえるとか。めっちゃウケる。

あとはRPGみたいに鹿革製品を次々と手に入れて装備していくジョシュのテンションの上がり具合、彼が迎える皮肉な展開・皮肉な結末も好きでしたねー。

私には「ラバー」のほうが好みだったけど本作も面白かった!
妙にシャレオツで上品な映像とけったいな物語と、どこかしらいい感じに脳天気な音楽(私はけっこう好きだった)の奇妙なミスマッチがよかったです。
ひろ

ひろの感想・評価

3.8
あらゆるモラルを吹き飛ばす執着心!元々変な主人公だけどジャケットを手に入れてからはもう歯止めがきかない。俺が世界で唯一のジャケットを着る人間になりたいとかもう意味が分からない。殺人にも一切の躊躇がなくただ淡々とこなしていく。この男の暴走がどこまでいくのかドキドキできました!
くるみ

くるみの感想・評価

4.5
スリラーだと思って予備知識なしで観たら
思いがけずニヤニヤとまらなかった

おじさんが人から高額で買ったディアスキンのジャケット…ダサい…笑。
さらにおまけとして、デジタルムービーくれる、普通に受け取る…なぜ…笑。
この冒頭からしてワクワク

彼の夢は"世界で唯一ジャケットを着た男になること"
この面白設定の中に、嘘で固めた悲しい虚栄心や
今よく言う"自己承認欲求"満載だったりで
イタめのおじさんが風刺してるのがいい

で最後まで皮肉がきいていて
内容の割にへんな嫌悪感はゼロ

あと翻訳が、なのかな?言葉のチョイス〜
悩殺だ…とか死者に向かってそれ言う?って言葉とか
へんてこコーデで言われると余計に面白さ倍増でした、好きな作品!
kyoko

kyokoの感想・評価

4.0
ぎゃははは、なにこれ!
「世界で唯一のジャケットになりたい」鹿革100%ジャケットと、そのジャケットに悩殺されて「世界で唯一ジャケットを着る人になりたい」男のバディムービー?

喋っちゃうのか~
ちょっと腹話術気味にするとかの小細工が一切ないのが潔い。
それ使っちゃうのか〜
そうだよね、お金ないもんね。節約節約!
そして殺っちゃうのか~
たまにみせるピュアなきょとん顔が腹立つ(笑)

そら、男も女も自分の欲に向かってまっしぐら!

こんなB級映画なのに出てる人が割とメジャー級。
アデルエネルの醸し出す「あなたもなかなかにヤバイですよね」感が絶妙だった。

冒頭の「もし きみがいなかったとしたら」をはじめ、音楽もグッド。
「お前は着るな、俺がキル!」のコピー考えた人は天才。
tunane

tunaneの感想・評価

3.0
悩殺だ…!

何このおじさん。本鹿皮のジャケットに魅了されて旅に出る。というわけわからんストーリー。映画のサブタイトルからちょっと求めてない導入に戸惑った。
チェーンソーとかどっかの食肉工場で振り回さないのですか??

導入だけで見てるこっちが、悩殺だ…!とまではならないんですが鹿皮✖️ジャケットへの狂気は加速します。

旅先のバーでの映像編集を夢に持つ女性バイト店員に話した、仕事は映画監督という嘘をジャケットを買った時におまけでついてた普通のデジカメで動画を撮影し、その編集をその子に仕事として依頼。

普通の風景や、おじさんがジャケット着てる姿の自撮りとかしかないの見られて変態おっさんがバレるやん、と思ったけどこの子がその映像素材をみて、悩殺だ…!という展開。

この時点でもう突っ込むことをやめてしまった自分がいます。

おじさんはその子から映画資金のお金を引っ張ったり、俺はジャケット王になる!とジャケットと会話してその道まっしぐら。

おじさんの進む道がどこまでうまくつながって、破天荒な結末になるのか、その一点が気になってるよ!もうあんたの虜だよ!なんて日だ!という一点で最後まで見られました。
horahuki

horahukiの感想・評価

3.7
生きてる限りジャケットを着ない!

とりあえず鹿皮100%のものを与えておけば「チクショウ!」とか言って死ぬほど大喜びしてくれるアホなオッサンが「俺以外ジャケットを着るな!」と無茶なことを言いつつジャケ狩りしていくのむコレ2019。「ジャケ狩り」も「俺がキル」もコピーのセンスが流石のトランスフォーマー!

大枚叩いて買った鹿皮ジャケットに惚れ込み過ぎた主人公のオッサンが、「ジャケットを着る世界で唯一の人になりたい」っていう夢に目覚めて、ジャケット着てる人を片っ端から狩っていくんだけど、冬だからみんな着てるのが普通。狩られる側からしたら避けようのない災害レベルの厄介さ。ジャケット着てたら死ぬとか、最近流行の〇〇したらダメ系映画の中でも回避難易度トップクラスじゃないですかね。わからん殺しすぎる!

世の中から自分の着てるやつ以外のジャケットを無くしたいオッサンは、偶然手に入れたビデオカメラで映画監督のフリして俳優志望の奴らを募集。持ってるジャケットを全部持ってこさせ、映画のシーンだと言って「生きてる限りジャケットを着ない」っていうセリフを言わせてジャケットを捨てさせる。「返せよ」って言われたら「いらねーって言っただろ!証拠の映像もあるぞ」と言い張りそそくさ退散。このオッサンつえぇよ…。

そんな感じでずっとオッサンがアホみたいなことしてるだけなんだけど、フランス産だからか画面がアート系映画みたいな質感してて、妙にオシャレ。ピントの移動とカメラをズラすことで、オッサンが喋ってる言葉をジャケットが喋ってるように見せるとこが面白かったし、POV的な演出入れたり、見てて飽きない。

妻から見捨てられ、お金も職もないオッサンがなんで鹿に惹かれていくのかはわかんないけど、再生とか復活だったり、悪魔だったりと宗教によって象徴するものが真逆に変わってしまうところがオッサンの戻りたい気持ちと悪魔的な行動を表してたんかな〜とか思ったり。

のむコレは三本だけ見に行ったんだけど、コレ見に行くべきでしたわ。何か良くわからんかったけど、面白かった!!
esose

esoseの感想・評価

3.6
フランス語だから翻訳がどうなってるのかわからないけど 悩殺、とか、キモ、とか字幕にぽつり、とでてくることさえ笑えた 部屋とか映画館とか地味に可愛い箇所たくさん
Nadegata

Nadegataの感想・評価

4.2
ロブスターを彷彿とさせる意味のわからない設定の説明のつかない行動がなんとも面白い