竹馬監督の37分の新作。ありがちな恋愛を軸に、“あの頃”と「もういろいろやってない」“今”との切なく儚いすれ違いや重なりを映画的に語り尽くす。全てが端的なのにいちいち身に染み渡り、スマートな語り…
>>続きを読む誰もがあらゆる喪失を抱えて、それを繰り返して。だんだんと慣れてきて。それでもやっぱり思い出しちゃう時があって、そんなときに自分が立っている場所が何処なのかわからなくなっちゃって。
わたしはあなたを…
別れた男女が再会して当時の話をする、ただそれだけなのに時間の概念について考えさせられる。ノーランの作品が物理学ならこの作品は心理学的なアプローチで。
時間は万物に対して忠実。髪は1ヶ月で約1cm伸…
7年振りに再会した元カップルの過去と今の感情が交差し合い、付き合ってた頃を無かったことにせず過去の思い出として置いて戻っていくのが淡く切なく描かれ、37分間の短編とは感じさせ無いほど満足のいくオトナ…
>>続きを読む上映尺40分程度の中編映画がこんなにちょうど良いとは。
脚本が上手く練られていて短くてもしっかり魅せてくれる。逆に2時間あったらこのテーマの映画はけっこうだるくなりがちなので、本当にちょうど良い。…
映画を見終わって、1人日が高いうちから飲んでいる。私のパートナーはうお酒が弱く、あまり飲もうとしないので、昼飲みは久しぶりだ。
相変わらず楽しい。誰かと一緒ならもっと楽しいのだが。
変わったこととい…
© 映画『ふたつのシルエット』(2019)