下町の片隅で暮らす三上(役所広司)は、見た目は強面でカッと頭に血がのぼりやすいが、まっすぐで優しく、困っている人を放っておけない男。しかし彼は、人生の大半を刑務所で過ごしてきた元殺人犯だった。社会のレールから外れながらも、何とかまっとうに生きようと悪戦苦闘する三上に、若手テレビマンの津乃田(仲野太賀)と吉澤(長澤まさみ)が番組のネタにしようとすり寄ってくる。やがて三上の壮絶な過去と現在の姿を追う…
下町の片隅で暮らす三上(役所広司)は、見た目は強面でカッと頭に血がのぼりやすいが、まっすぐで優しく、困っている人を放っておけない男。しかし彼は、人生の大半を刑務所で過ごしてきた元殺人犯だった。社会のレールから外れながらも、何とかまっとうに生きようと悪戦苦闘する三上に、若手テレビマンの津乃田(仲野太賀)と吉澤(長澤まさみ)が番組のネタにしようとすり寄ってくる。やがて三上の壮絶な過去と現在の姿を追ううちに、津乃田は思いもよらないものを目撃していく……。
邦画らしさが良い方にでてる。ヤクザになるような人間は完全に更生はできないということも表しつつ、三上の善人の部分も描かれている。
阿部くんをいじめる施設職員だけが悪いわけではなく、阿部くんにも悪いとこ…
そんなふうに終わるかぁって悲しくなって、すぐ口直しにジャルジャルのYouTube見に行った。
長澤まさみが意外と出番少なかったね。
でも中盤で津乃田にめっちゃ正論ぶんなげててかっこよかったわ。
彼…
殺人を犯し13年の服役を終えた主人公三上の出所後の生活を描いた作品。数々の前科や真っ直ぐ過ぎるその性格ゆえに、社会構造や人間関係において普通の生活を送ることの難しさを痛感する。その中でも数々の人に出…
>>続きを読む
社会に馴染めるは褒め言葉ではない
社会に馴染めないことに疑問は感じなくて良い
って言われている気がした
三上は細かい作業や整理整頓を刑務所で叩き込まれてきたんだみたいな言い方をしてたけど、…
介護施設の裏口で花を抱えた阿部くんと対面するシーンは込み上げてくるものがあった。あの涙は”すばらしき世界”という皮肉な社会への失望と、生きていくためにはその社会に染まるしかないのかといった無念の表れ…
>>続きを読む©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
広告をご覧いただくと引き続きご利用いただけます。