うなぎの作品情報・感想・評価

「うなぎ」に投稿された感想・評価

Nia

Niaの感想・評価

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キャラ変が恐ろしくって、まさに狂気、
不倫シーン見てられなかった、、
Ibe

Ibeの感想・評価

4.0
役所広司の演技が自然体でよかった。
あとは映画の内容と関係ないけど、90年代の映画に郷愁を感じるようになってきた。風景やファッション、画面の解像度が実家に置き去りのアルバムを思い出させる。
beallright

beallrightの感想・評価

3.8
2020年26本目

変な人しか出てこないけど面白かった!
役者一人一人が面白いとこうも面白くなるのか。

最後の方の喧嘩のシーンの駐在さんの行動だけ意味不明だったけど。何故暴れる人全員を止めようとしないんだ。女性を守らないしすごく不自然だった。

このレビューはネタバレを含みます

なかなか難解な作品だけに、何回か観ないと分からないかもしれない。
コピーに「男一人、女一人、うなぎ一匹」とあるが作中に果たしてうなぎは必要なのか。必要なのである。
うなぎを店の水槽に移して言った「刑務所の池よりいいだろう」みたいなセリフが象徴するように、うなぎは彼の心理を映している。
普通に考えれば、水槽よりも池の方が自然に近いから快適なはずだ。
最後に、数千キロ離れた場所でうなぎは産卵し、もはやどの個体から放出されたかわからない精子と交わり、新たな命が宿る、みたいなくだりがあった。これに清水美沙の元カレの目の前で「俺の子供だ」と言い張る役所広司に相似形を見出せる。
わかったのはここまで。
えむ

えむの感想・評価

4.0
好きなんだよなぁ。
淡々としてるんだけど、目の奥に狂気。っていう役所さん
あきた

あきたの感想・評価

2.6
見てる最中は結構楽しかったけど、どんな話だったか全く人に説明できない
ボリ

ボリの感想・評価

4.0
罪を償うために身動きが取れないような不器用さが他者の優しさによって支えられてる感じが凄い良かった。意味のありそうな無さそうなシーンやセリフがいくつかあってこの作品のバランス感好きだと思った。
ポンジュノのパラサイトの話で盛り上がった時にオススメされた作品です。
miyazaki

miyazakiの感想・評価

2.5
パルムドールを追って高校2年生の時ぐらいに観たが、背伸びしすぎて当時のクソガキにさっぱり伝わらず・・・

今キャストを見ると凄い楽しそうだが、当時の記憶でそのまま採点しますゴメンナサイ・・・

このレビューはネタバレを含みます

「うなぎ」のように、捉えどころのない作品。なぜなら途中で変なセリフがはいるから。

「ひょっとしたら、、
手紙なんか最初っからなかったんじゃないのか?」

え? どういうこと?
あの手紙は、役所広司が妻を殺す動機だ。それが最初からない?

そもそも、この台詞はどういう意図をもって発せられたんだ?
これ、ミステリーじゃなくて人間ドラマなんだけど。なんで、わざわざ変な謎を作るんだ?


終盤で柄本明の幻影が、また言う。
「手紙なんか最初からなかった!お前の嫉妬が生んだ妄想なんだ!はーはっはっ!」


結局、謎は明かされぬまま。
どこからどこまでが妄想なんだか。


しかし、もし本当に最初から手紙がないとすれば、役所広司演じる山下という男のキャラクターはだいぶ変わる。これでは、ただのイカれた凶悪犯だ。


山下よ。
お前は、ただの「うなぎ」ではないかもしれないぞ。

ひょっとしたら、また殺しちゃうかもな、、。


よく分からない含みを持たせた作品だった。


公開:1997年
監督:今村昌平(『楢山節考』『復讐するは我にあり』『黒い雨』)
出演:役所広司、清水美砂、柄本明
受賞:カンヌ国際映画祭パルム・ドール、キネマ旬報ベストテン第1位ほか。
櫻

櫻の感想・評価

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自分のことがいちばん分からない。ある時は静かで穏やか、またある時は凶暴で残虐な性質が顔を出す。自分と他者の間に生まれる愛。その強い引力は、信頼や優しさなどによって平衡が保たれているらしい。しかし、その引力は太く見えて細く、細く見えてやはり太い。とても繊細で日に日にその強度が弱まったり、いつのまにか切れてしまったりする。では、愛の引力の前に物凄い裏切りが落ちてきたらどうなるのか。好きだからこそ受容できていたことが途端に許せなくなり、隠れていた凶暴で残虐な性質が勢いよく出現してしまう。もうこうなると手に負えない。ふと気づいた時には、取り返しのつかぬ事態になっているものだ。

再起は出来ずとも、息を潜めて生きていくと心に決めた男。あたたかく迎えてくれた人たちともあまり関わらず、自ら心を閉ざし、うなぎと会話する哀しみとその様の可笑しさ。彼はまだ自分の犯した罪について自問しているのだ。うなぎは人間とは違って嘘はつかないし、否定もしない。彼にとってうなぎは、唯一の拠り所だった。未来の多難さから自殺をはかった影のある女の来訪によって、少しずつ彼の生活に光が灯ってくる。最初は彼女から手渡される愛を頑なに拒んでいたけれど、きっと彼も気づかないうちにその愛の温もりに心地よさを感じていたはずだ。少しずつ心が動かされていった末に溢れるように出てきた、ラストのドタバタ騒ぎでの彼のあの一言が物語っている。直接的な言葉でないのに、じわじわとあたたかくなる。突発的に出てきた言葉では嘘はつけないのだから。やっとその愛が彼の手に渡った時のふたりのやりとりがとてもすき。しばしふたりは別れなければならないが、彼女は彼を本気で待っているし、彼は彼女の元へきっと戻ってくるだろう。彼の再生はまだまだ終わっていないが、今度は子供が産まれて三人でゆっくり歩んでいく未来を私は信じたい。
(2018年10月10日 一部加筆)
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