東京クルドの作品情報・感想・評価

「東京クルド」に投稿された感想・評価

peonia90

peonia90の感想・評価

3.0
#ヒルカラナンデス の課題映画
母親目線で見ちゃって、途中で起こる出来事に
悲しんだり喜んだり心配になったり。
入管職員の言葉に怒り心頭にもなる。
収監や滞在も職員達のさじ加減で
一生を左右されるなんて理不尽にも程がある。


日本の人口問題や労働問題を考えた時に、
国際問題を前提に難民にもっと寛容になり
犯罪を防ぐ教育に徹底するとか
何か方法があるんじゃないか。
何の役にも立てないけど、色々考えてしまった。

会場を出て、目と鼻の先にある国際連合大学に
「平和と公正をすべての人に」
「すべての人に健康と福祉を」
とSDGsの目標が掲げられてて、
皮肉だと思った。
okimee

okimeeの感想・評価

4.7
日本に失望した。

ミッドナイト・トラベラーを見に来て、ポスターを見て、皆さんのコメントを見て、そのままチケット予約してみた。

入管ひどいなー、とは思ってたけど、こんなに真っ向から堂々と酷いとは思っていなかった。(表面上は繕ってると思ってた)(表面上はちゃんとしていて中身が腐ってると思ってた。正面切って腐ってる。)。ただの嫌がらせでは片付けられない意味のわからなさ。
「ビザ出せばいいじゃん。」
ほんとそれ。なに?どんなことを心配してるの?
何千人・何万人の彼らの人生と引き換えにするほどの余程のなにか?

入管面接員「他の国 行けば?」
信じられない。また命懸けで脱出・密入国するの?ミッドナイト・トラベラーでは「もうあの旅はしたくない」って言ってたよ。
日本にいたいって言ってくれてる人なんて日本人でも稀有だよ。
ちゃんと正しく働けるようにして、ちゃんと納税してもらえばいいんじゃないの?
よく分かんないけど。もっと重大な何かがあるの?
「何度も難民申請出して、猶予を稼いでいる」みたいな言い方や報道もみるけど、「認定しないからだろ!」としか返す言葉がない。

東京近郊だけで1500人のクルド人がいるのに、未だかつて難民認定を受けたクルド人が日本全国でいない、という衝撃。
ミッドナイト・トラベラーは、庇護認定までハンガリーについてから数ヶ月かかったが、日本は20年かかっても実例なし。でも希望を持ってそこで生きるしかない。

救急隊員が入っていっただけで英雄扱い!でも結局病人を連れ出すことは出来なかった。病院にいけるまで30時間。私も去年脱水で救急車呼んだけど、まじであの症状で「仮病だ」なんて疑う方がこわいよ。
どうしたの。入管職員もかなり病んでるよね。何があったの。DAU.の実践かよ。戦争捕虜の方が扱いいいんじゃないの?どの時代のどの国の話だよ。
「殺すために入れてるんじゃないですか。
精神的にまいらせて、家族とバラバラにさせて」
「信用ならない」

そして受験すらできないとは思ってもみなかった!(ただの知識不足な差別なだけで、なんの問題もなかった)
ここでも「前例がない」という言葉。怖がっているだけ。難しいけどね、確かに。でもなにごとも前例はなかったんだよね。。

日本にはホント失望した。
I

Iの感想・評価

5.0
非人道的な対応が許されてしまっている入管の現状。とても胸が苦しくなった。

オザンの感情的な言葉が胸に刺さり、ラマザンの冷静で知的な訴えにハッとさせられる。

「自分は虫以下。ダニ以下。」オザンのそんな自分を卑下する言葉。多数の言語を話せたり、体力もあるし、様々な能力を持ち、可能性に溢れる若者なのに、彼の仮放免という立場、家庭環境やいじめの過去等が彼の可能性を殺しにかかる。希望をもっては壊され、絶望の淵に叩き落とされる。
そんな何もできない自分に比べて虫の方が自由だと、そりゃ思うよなと。「くだらねぇ」呆れと諦めが混ざった言葉。そんな言葉しか出なくなるよ。

オザンが入管の職員と話す。仕事してはいけない。仕事しないと生きていけない。それは自分たちで何とかしろ。何で仕事してはだめなのか。それは法律で決まっているから。じゃあ法律はいつも正しいんですか。真っ当な意見を言うオザンに対してそれをあしらう入管職員。

法律はいつでも正しいということはないし、入管に関する法律は明らかにおかしいことだらけで、それは人間の権利を無視した政治的な側面が色濃く反映されているからだ。
そもそも難民申請を求めた裁判で勝訴したのにも関わらず、結局難民認定されなかった件が5件もあるらしい。法律もクソもない。

他の国に行け。そんな冷酷な言動や態度が当たり前にまかり通ってる世界。それがこの日本で普通に起こっているという事実。自由が奪われ、体調が悪くても死ぬまで放置され、理不尽に収容される。まるで最近観ていたディストピアドラマの様な世界だ。

朝日新聞の監督取材記事で、監督は職員の嘲笑するような言葉に対して、冷静にこれが大方の日本人の意見だろうと仰っていた。その通りだと思う。多くの日本人にとっては他人事だろう。職員も最低だが、上の指示に従うだけの職員に何を言ってもはじまらない。腐った根本からの変革が必要だ。

実際に私もこの映画を観るまでは、移民に対して良くない事が行われている、助けを求めても受け入れてもらえずに収容されたまま亡くなった方たちがいる、ということを漠然と認知する程度で、なんで収容されてるんだろう、どういう人が収容されてるんだろうかまるで分からなかった。
それが、今作品を観ることで、当事者たちの声、生活を目の当たりにし、少しでも事実を知ることができて良かった。映像のインパクトは大きく、ショックを受けた。
何で収容されているのか、理由もない意味が分からないことだらけで、入管に関する理解はさらに遠のいた。

カメラを通さない当人たちの現実はもっと厳しいだろう。
自分に何ができるか。入管に関する情報を追って、できることは小さなことでもやっていこう。

Twitterのハッシュタグから始まった運動、#FREEUSHIKU をはじめとした活動を追っていこうと思う。
そして、投票しよう。
eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.5
ぜひ見てください!
入管職員がネトウヨ差別発言を体現していて何様💢学ぶことを諦めないラマザン君と自立を切望するラザンくんから希望を奪い続けるこんな国には未来はないんじゃないかと思えて忸怩たる思い。まずとにかく政権交代しなきゃダメだな。
Hayato

Hayatoの感想・評価

-
日本で義務教育を受けたクルド人が「仮放免」の状態で、働いてはいけない、進学先も限られるという状況に置かれている事実を恥ずかしながら知らなかった。もちろん、日本だけが100%責任を負う問題ではないけれど、入国管理局の対応が日本の現在出している答えであると思うと胸を突かれたような気分になる。多くの人が人道上間違っているんじゃないかと思わざるを得ないこのことを認識し、社会の意思決定に影響を及ぼすことができれば、社会全体が前に進めるような気がするので、まずはメディアでも多く取り上げてほしいし、とても見やすいからこの映画が話題になってほしい。
yoshiko

yoshikoの感想・評価

4.2
日本語を流ちょうに操るクルド人の若者2人。1人は困難にもあきらめずに裁判を起こし、もう1人は八方ふさがりな中で立ちすくむ。彼らを追い続ける映像から私たちが受け取るのは、「彼らがふつうに日本で生きて働くのにいったいどんな問題があるというのか」という、日本の移民政策(の不存在)への大きな疑問だ。入国管理官の音声も出てくるが、彼らはただ既存の枠組みの中で「不法滞在」の人々を排除することが正しいと押し付ける。

渡り鳥には国境がないのになぜ人間には国境があるのか? そもそも日本人は北から南から西から移り住んできた人々が作り出したものではないか? 彼らを何年も拘束すること、まともに仕事をさせないことにどんな正義があるのか? 被収容者の命を奪いかねない、ウィシュマさんを彷彿とさせるシーンもある。現代の日本にこのような人権無視が堂々と存在していることは日本にとって恥だという感覚は、日本の政府にはない。そのような政府を支えているのが私たち有権者だということに、自分自身を含めた日本社会への身の置きどころがないような憤りを覚える。
感想書くのに、今までで一番時間かかったかもしれません、

帰る国のないクルド人難民に、帰れという入管。子供の頃から、日本で育っているのに、働いてもダメ、移動してもダメ、ただ存在してるだけしか認めない入管。人権無視どころか救急車も受け入れず、命さえも軽んじる非道な入管、と思うけど、入管=日本なので、日本とはそういう国なのだと、思い知りました。

ただ、重い難民問題だけにフォーカスしているのではなく、息子の親への反抗のような、どこの国の若者にも共通する側面も描かれていて、ちょっとホッとしながらも、彼らが、特別な若者ではなく、普通な若者なのに、こんな異常な状態に置かれていることを改めて考えたり、とにかく、あとを引く作品でした。

終演後、監督とオザン君にトーク・ショーがあり
、映像より実際の方がさらにキツイことを知り、愕然としました。
観客からの「私たちに何ができるか?」という、私も聞きたいと思った質問がありましたが、オゾン君は「ただ、知ってくれればいい、デモとかして欲しいわけではない」と答え、監督は「選挙に行ってください」「街で、働いている外国人の方を見かけたときに、それぞれの人生があることを考えてもらえれば」と、答えてました。

トークショーが終わった後、思わず「こんなひどい日本でごめんなさい」と、オザン君にに謝りに行ったら、「そんなことないです。大丈夫です。」と、とびっきりの笑顔を見せてくれて、切なさが増しました。


初めていった川越スカラ座、昔懐かしい雰囲気の映画館で、同時上映されている2作品も、観たかった映画でした。
秋田県大館にある御成座を思い出しました。
映画館も多様性がある方がいい。
tatari

tatariの感想・評価

3.9
難民受け入れが難しい日本とは言え、入管職員のあの態度はオコだよ😡
k170588

k170588の感想・評価

-
今作、観たほうが良いです!てか、見ろ!なぜ見ない?とまで言っておきます。

冒頭からぶっ飛びます。

ラマザンさんとオザンさんの2人と家族たちに今回は軽く共感するとか言えません。
所詮わたしは日本の人

いつパクられるかわから無し、住民票無し、保険無し、生活あるのに就労禁止。そんなの陰険すぎやしませんかね。

あと入管職員は人と関わる仕事としての態度が全くなっていませんが、どうなっているんでしょうか?

悔しいです。

最後にこの場をお借りして、貴重なお話を聞かせて頂いた、日向監督・メメットさん・ラマザンさん、場を作って下さった川越スカラ座さんに厚く御礼申し上げます。
Meilu

Meiluの感想・評価

5.0
クルド人の青年二人が主人公。難民申請をしているがなかなか通らない、日本の入国管理の実態。思春期特有の悩みと自分のこれからに悩む青年たち。ありのままが描かれていて、入管の人の、じゃあ他の国行ってという、冷たい一言が、他人事過ぎて、ヒドイ。
>|

あなたにおすすめの記事