Swallow／スワロウの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『Swallow（2019年）カーロ・ミラベラ＝デイビス』

子供の頃、思わずあめ玉飲み込んでしまった時の感覚思い出す。それは初めて死を意識した瞬間だったのかもしれない。

”異食症”の存在も知らな…

• #2021年鑑賞記録.
• #カーロ・ミラベラ＝デイビス.
• #アメリカ.
• #フランス.

夫や夫の家族に相手にされないシーンとかハンター周りの不幸なところは精神的にキツいが、このことがきっかけで異食症になってしまったハンターの姿にもっと心が痛む。そんな苦しい姿もどこか美しいヘイリー・ベネ…

ヘイリーベネットの表情がイマイチ役に合ってない気がした。異物を飲み込んでしまう異食症＝トラウマや家庭に入った女性の立場の弱さなどそういったことを飲み込んで快感として表現したかったのだろうけど、それが…

主演のベイリー・ベネットが驚くほど美しく撮れていて、これが見どころの作品。

ただ、内容は正直全く共感できないもので、追いつめられるヒロインの心情が理解できない描き方は、監督の力量不足と言えるのでは…