モノクローム、荒廃地、古工場。好き。
煉瓦工場の閉鎖が決まったとたん泡立つ人間模様を、流行りの長回しでご堪能あれって趣旨なんだけど、タル・ベーラ調の極美麗画と、イラン社会派映画に特有の過剰にイキっ…
174 2020/11/5 東京国際映画祭18本目
荒れているだけでなく、wasteには無駄にする、使い尽くす、荒廃したという意味がある。
かつて50もあったという煉瓦工場の最後の1つの閉鎖。
敷…
東京国際映画祭にて。
閉鎖になり解雇を告げられる荒野の煉瓦工場の群像劇。英題は「The Wasteland」。「荒れ地」と聞くと元々荒れてた土地という印象なので「消耗した土地」とか「乾ききった土地…
TIFF2020で鑑賞。
すごーく悩んだけど、モノクロ、長回し、イラン映画のワードに惹かれて。
いやいやこの映像好きっ!
なんなんだ?なぜなんだ?カメラがゆっくりゆっくりパンしながら、止まると絵が…
荒れ果てた煉瓦工房の人物関係をザッピング方式に炙り出す。
横にゆっくりとスライドするワンカット長回し、カメラが停止する先も画がキマる。
煉瓦工房は巨大な墓場。
モノクロで廃坑した空気感、砂埃が伝…
東京国際映画祭、ワールドフォーカス部門にて。
上下左右のパンで紡がれる映像、モノクロで映される荒廃した雰囲気、全部大好きでした。
一つの出来事を視点を変えて群像劇的に描くのも興味深い演出で、うまく…