ダムの作品情報・感想・評価

スーダン、ナイルのほとりで泥の巨像を造り続ける男。

夢で古代神と語らい、友は水死体で見つかり、不穏な政情をラジオが伝え、犬は殺され、豪雨で泥が流される。

何かの寓話には違いない、けれど容易には像…

映画『ダム』
@東京フィルメックス
フランス、スーダン、レバノン、ドイツ、セルビア、カタール

舞台はナイル川の大きなダムのほとりの村。主人公は泥と水でレンガを作る職人。彼が泥を固めては妙な建造物を…

スーダン、ナイル川のほとり。
主人公はレンガ職人の男。土と水を捏ね、型に塗り込み、乾燥させ、焼き上げる。
男は仕事とは別に、村から離れた人目のつかない場所で巨大な泥の像を作っていた。やがてこの像に生…

画角の変化やズーミングがほとんどない、定点カメラみたいなシーンで美しい映像が続く。
昼と夜のシーンが一瞬で切り替わるので、目が慣れるまで時間がかかった。
ストーリーは、壮大なテーマがとても象徴的に描…

監督がかなりこだわって画を作ったのだろうと思う映像美
内容も相まってか、ほぼ定点で撮られる画面が映像というより絵本を想起させる
ただ、当時のスーダンが政治的に不安定な状況と、働く主人公の状況の背景を…

スーダンのダム工事現場で働くある1人の男の物語。

スーダンの砂漠の景色は壮大で圧巻。
音の繋ぎ、映像の切り替わりが好みでしたが、
映画はドキュメンタリータッチでもあり、主人公の夢想込みのゆ抽象的な…

フィルメックスコンペティション。
スーダンの映画は初めて観るのですが、大地がとにかく広大です。
貧しいダムの村舞台にしていますが、革命を伝えるニュースや主人公が作り上げていくものが壮大なテーマ性を持…

• #フィルメックス2022