"素顔を隠し続けた者達の、成れの果て"
萩原みのり映画にハズレなしとの思いで鑑賞。
かつてのレイプ事件を中心にその被害者である妹と加害者の男と恋愛関係にいる姉、そして事件の関係者達を巻き込み、忘れ…
今まで観た映画の中で、終わり方が一番不気味だった。
あすみが終盤妹サヤへ向けた「“あの人なら取られないと思ったのに”」という一言にすべてが凝縮されてる気がした。
サヤに対する強い劣等感があったから…
登場人物みんな怖い。
それぞれに怖さがあって人間味溢れてた
忘れたくても忘れられない事なんてあるやろ
それを分かってて、忘れるようにすればいい的な意見だけはほんとにクソだと思った。
やられた側は思…
誰が何の「成れの果て」なのか?感づきはじめるのも段々薄々と。なので次第にある登場人物のすべてが恐怖でしかなくなり、そうなると色んなシーンで胃がヒリヒリしてくる。中盤までのミスリードがかなり上手いこと…
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