ある男のネタバレレビュー・内容・結末

『ある男』に投稿されたネタバレ・内容・結末

人生が自分のものだけじゃない世界を知った

名前や生い立ちが
上書きされた情報だったら
それはその人ではないのか

心にある思い出はその人であって
社会的にはその人ではない

名前や住所、生年月日っ…

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戸籍を売り買いすることが日本であるのは想像がしにくいが実際に高く売れ、自分自身を偽るのにはお金も手に入り、過去の自分も捨てられる。

「ある男」というのはきっと、この映画内に出てきた男性登場人物全員を指してるような気がした。

何度も何度も自分に新しい自分を塗り重ねていく。
精神的にも。肉体的にも。そして名前そのものにも。

本作…

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不許複製の絵画とこのストーリーから解釈できることは色々あるが、シュルレアリスムを用いるということはその解釈も委ねるということなんだろう。敵や悪が密集しているところがなく、日常の中に無意識な悪意が満ち…

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窪田くんの演技がよかった。自分とはなんなのか、私が私である保証はどこにあるのか。本物の谷口はなぜ?

戸籍交換の話。
人殺しの父親に似てくる自分を傷付けて、他人になりたいという思いはとてもわかった。
最後の3年9ヶ月があって本当に救われたと思う。
だからこの話の本質の部分は理解したつもりだし、良いと…

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ある男のミュージカルを見て、気になっていたが見ていなかった映画化にもなっている作品だった事を知った。本筋に大きな違いは無かったが、ラストにかけての城戸弁護士の家族の関係性や、自身が谷口としてバーで過…

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窪田正孝と柄本明さんの演技がすごい
2時間の映画に収めるにはボリューミーすぎた感はあったけど、引き込まれる映画だった
死刑囚の子供、在日、旅館の息子、などレッテルを貼られる生きづらさみたいなそれぞれ…

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殺人犯の子には同じ血が流れているとか、自分でも意識していないけど心の奥底で実は思っているような気持ちを炙り出される気がした。役者が全員素晴らしかった。ゆうと役の坂元愛登がまだ声変わりしてなくて可愛い…

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ラストの絵のシーンにゾッとした。
3人目の谷口が生まれたと思った。
オミハラの挑発に乗ってしまうところが特に怖かった。妻の浮気に救いようのない気持ちになった。

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