大阪の下町で平穏に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」。いつもの冗談だと思い、相手にしない楓。しかし、その翌朝、智は煙のように姿を消す。 ひとり残された楓は孤独と不安を押し殺し、父をさがし始めるが、警察でも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にもされない。それでも必死に手掛かりを求めていくと、日雇い現場に父の名前があるこ…
大阪の下町で平穏に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」。いつもの冗談だと思い、相手にしない楓。しかし、その翌朝、智は煙のように姿を消す。 ひとり残された楓は孤独と不安を押し殺し、父をさがし始めるが、警察でも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にもされない。それでも必死に手掛かりを求めていくと、日雇い現場に父の名前があることを知る。「お父ちゃん!」だが、その声に振り向いたのはまったく知らない若い男だった。 失意に打ちひしがれる中、無造作に貼られた「連続殺人犯」の指名手配チラシを見る楓。そこには日雇い現場で振り向いた若い男の顔写真があった――。
自身の心のよりどころさがす
これがこの映画を観た私の解釈
特に苦しい時、辛い時、
ヒトは心のよりどころ無しには生きられない
家族、友人、恋人、恩師、宗教...
ヒトによってよりどころは異なるが…
現代の日本の貧困と現代的な犯罪のリアルさを体現している。
元ネタの事件あったら最悪だと思ったらやっぱりあって、キツいけど日本のどこかに今も介在しているシーンの連続にぐいっと心を押されてる感覚が続く…
大阪の下町で平穏に暮らす、父·原田 智と娘·楓。ある日、指名手配犯を見たと話す父は次の日からぱったりと消息が途絶えてしまう。
「死」に対して深く考えてしまう作品で、「また3人で卓球しよう、」のセリフ…
『さがす』製作委員会