blacknessfallさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

ドン・ジョン(2013年製作の映画)

3.8

ネットのポルノ動画中毒の若者がこのままじゃやべぇと思い、ある女性との出会いをきっかけにポルノよりリアルで喜びを得ようと奮闘するラブコメ。

こーゆー設定だと主人公はモテないオタク、もしくは冴えないボン
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ペントハウス(2011年製作の映画)

3.8

超高級タワーマンションを所有し自らもそこに住んでる金融系大富豪が空前の金融詐欺事件を起こす。
溶かされた資産の中にタワーマンションの従業員達の年金も含まれてたから、さあ大変!
大富豪に資産運用を頼み年
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怪奇異星物体(2001年製作の映画)

3.0

リサイクル・ショップで目当てのものがないくて、しかし、何も買わずに帰るのもつまんねぇなと思い、変な棚のとこにおざなりに置かれてたこれを購入。
激安なジャケだけどナターシャ・キンスキー主演だしひょっとし
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旧支配者のキャロル(2011年製作の映画)

3.5

これはやべぇ、ワケわからないしお金も時間もかかってなさげだけどおもしろいやつだ笑

映画学校の卒業記念の映画製作が講師兼女優のおばさんの常軌を逸したいやな念をふんだんに込めたスパルタ指導によって息苦し
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レディ・ガイ(2016年製作の映画)

2.6

ううっ、、けっこう期待してたのに、、
ミシェル・ロドリゲスが意に反して性転換手術施され女にされた男を演じるなんてハマってるしおもしろくなると思ったのに、、何故こんなつまらないのか(´Д` )

一番の
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

4.2

ジェームズ・ボールドウィンはマルコムXの自伝に感動的で深い考察を示したあとがき書いてたから知ってた。世界的に有名な黒人作家だって。彼の未完の遺作をベースに公民権運動と彼と親交があった暗殺された3人の活>>続きを読む

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.5

バカデカい生き物が暴れまわって好き放題に街を破壊する様をスクリーンで堪能するのは映画の1つの究極の喜びだよね😀

そーゆー意味でこの3匹とても良かった。狼にゴリラにワニ。三者三様の特性+遺伝子操作の影
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バーニー・トムソンの殺人日記(2015年製作の映画)

3.7

ロバート・カーライルが監督・主演のクレジットに牽かれて鑑賞。

カーライルと言えばトレンスポッティングのベクビーが一番有名だけど、フルモンティーのダメパパもよかったし。ケミカル51のダメ男もうまかった
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女囚さそり 701号怨み節(1973年製作の映画)

3.8

梶芽衣子さんが回想録でさそりシリーズはこれが一番気に入ってるて言ってたんで、10年以上ぶりに再見。

よく言われてることだけど、この作品だけテイスト違いすぎる。前作まで濃厚だったドロみとエグみが薄くて
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ベルサイユのばら(1979年製作の映画)

3.0

映画秘宝のムック、底抜け超大作に載っててずっと気になってたやつ。TSUTAYA発掘良品入りしたと聞き借りてきた。

底抜け超大作てのは才能溢れるスタッフを集め、ふんだんに資金を投入したのにデキがへんち
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ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

4.2

ストゥージス、てか、イギー・ポップは言わずと知れたゴッドファーザー・オブ・パンクなわけだけど、本人達が当時どーゆー意識であのサウンド、パフォーマンス、歌詞なんかを作り出してたのか?パンクスとしてのリス>>続きを読む

NIGHT SAFARI(2014年製作の映画)

4.0

小林勇貴監督の中でも持ち味であるリアルな不良(実際ホンモノ)の日常にスポットを強く当てた作品。

ある不良グループが些細な揉め事から別のグループの不良をリンチして妙に律儀で暴力大好きな別のグループ不良
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レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

3.7

過度の期待は抱いていけないものは色々あるけど、それの最たるものは2つあって、1つは伝説のハードコア・パンクバンドの復活作、そしてもう1つは名作ホラーの映画の前、後日譚、、笑

やっぱ過度な期待を抑えて
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処女ゲバゲバ(1969年製作の映画)

1.8

若松孝二監督は自分の中で評価が難しいんだよな。現在形で話題になってるトピックを素早く題にとってセンセーショナルな映画作ってヒットさせる手法はすごいと思うし。
受け狙いだけじゃなく真摯に問題に対してメッ
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.3

完全に手法はグッド・フェローズ。小気味良く時系列を整理してコミカル&スタイリッシュに見せる。で、時々劇中人がこっちに語りかける。この語りかけてくるのがグッド・フェローズと違って何人も出てくるから情報量>>続きを読む

ヘドローバ(2017年製作の映画)

4.4

今のとこ小林監督の中で一番フィクショナルで不良やヤカラの暴力以外にもセールスが多い映画。マジでびっくりした笑

貧乏なDQNばかりが住む団地で新興宗教をやりつつ悪事でも荒稼ぎするカリスマ・ババアと孫の
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逆徒(2017年製作の映画)

4.0

小林勇貴監督の強みはいくつかあるけど、やはり現役のホンモノの不良に不良の役を演じさせることができるってことでしょ😀
今回も孤高の遠吠えとかでお馴染みのホンモノのヤバさを湛えたのがいっぱい出てきて、エグ
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メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(2005年製作の映画)

3.9

アメリカはロードムービーの宝庫。
名作が山のようにあるわけだから生半可な出来では無視されてしまう。
それを分かった上でトミー・リー・ジョーンズは初監督作でロードムービー撮ったわけなんで自信があったんだ
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実録 私設銀座警察(1973年製作の映画)

4.4

東映実録やくざモノの極北もしくは核弾頭と呼びたくなる強烈な映画笑

実話ベースを謳いながら仁義なき戦いが遵守した事実とのシンクロをかなぐり捨てて、金と縄張りをめぐる醜く短絡的な争い、酸鼻を極めた凄惨な
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ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

4.1

そのスジの方々には説明不用な定番の1つ。
80年代ホラーてかスプラッターの要素が全て詰まった名作。たぶん7回ぐらい観てる。
80年代スプラッターやスラッシャーはシリアスさや陰鬱とは無縁のハレがあるんだ
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.6

おもしろかった。連載モノ形式の1つの集大成だ。
マンガの方法論をきっちり映画に落とし込んでた。これは監督の作家性がどーこーじゃなくてマーベルの編み出した方針の勝利て感じ笑
勿論、山盛りのヒーロー達にバ
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ザ・ワイルド(1997年製作の映画)

1.4

動物暴れるの好きなので午後ロー録画
したやつ。熊の暴れっぷりに期待して観賞。

アサイラムとかが作る安くて雑、でも動物や怪物がワシワシ人間食ったりグシャグシャにする楽しい系かと思いきやA級仕様のシリア
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.6

激しく賛否が分かれてアメリカではスター・ウォーズ正史から外すことを求める署名運動が起こった問題作だと知った上での観賞。目線はどーしてもこれはスター・ウォーズ的にどーなんだ?そんなに逸脱してるのか?をチ>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

一番の動機はノスタルジー。80年代にティーンだった者として懐かしのカルチャーアイコン達がどんなふうに画かれるてるのか気になってしかたなかったから笑

マジで楽しかった。80年代のポップ・カルチャーに浸
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.2

レディプレイヤー1でおもしろくフューチャーされてると聞いて久々に観賞。

以前はなんかテンポ遅いしゴア・シーンは事後の情景ばっかであんま楽しくない印象だったんだけど、改めて観ると恐怖の見せ方、段取りが
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キャットファイト(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

すんっげぇー意地の悪いブラックコメディーだった笑
そこそこ有名で演技できる女優がキャストされてるし、中年女性のいがみ合いをバイオレンス売りとは言え、タメを作って女性心理のダークなとこやバトルに至るまで
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エスター(2009年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

吹替えバージョン観たかったんで午後ローを録画。

字幕で観た時も思ったんだけどこの話、昔の少女マンガ系のホラー短編みたい。吹替えだとよりそのテイストが強くなったように思った。
山岸凉子さんのオチでドー
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マザー!(2017年製作の映画)

2.5

決まってた劇場公開が突然中止になったんで、どこがそんなやばいのか気なってたやつ。

天才詩人?が奥さんが妊娠中にもかかわらず不信なおっさんとその家族やら読者の大群をガンガン家に招き入れて奥さんを追い詰
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暗闇にベルが鳴る(1974年製作の映画)

3.0

TSUTAYA発掘良品のおかげでウン十年ぶりに観れてよかった笑
まあ、改めて観た思ったのはけっこうつまらないな、これ、、こんなはずじゃなかったんだけど長い間観れてなかったことと年取ったことで記憶の中で
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

2.8

事情があって殿、利息でござる!映画館に観に行くことなったんだよ。
まったく興味なかったんだけど一応、原作は読んだんだよね。
けっこう昔の貨幣の仕組みとか藩、要するに江戸自体の複雑な部分が鍵となる話なん
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質屋(1964年製作の映画)

3.9

町山さんの著作、トラウマ映画館で紹介されてて気になってたので観賞。どんな話かは知ってたし、覚悟はできてたけどあまりに深い絶望を目の当たりにして茫然としたね。当たり前だがどんな名解説でも映画そのもの自体>>続きを読む

ZOMBEE 最凶ゾンビ蜂 襲来(2015年製作の映画)

1.9

未体験ゾーンの映画特集にラインナップされてて気になっていたけど見逃したやつ。レンタルにあったので観賞。

動物や虫が人を襲うのもゾンビも好きだから一粒で2度おしいかも💕て期待を見事に裏切る無惨な映画だ
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.5

社会悪的なものと戦うロビイストってまず想像つかなかった笑
大企業とかの利益誘導屋ってイメージしかなかったし。

主人公は物凄い敏腕女性ロビイストで受けた依頼は必ず成功させる。表の手段裏の手段も使い、敵
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

良いとこも悪いとこもしっかり前作を踏襲してたので満足だった。

良かったとこ。しっかりロジャー・ムーア期の007の明るくノーテンキなスパイ映画になってた。悪役の壮大だけどマヌケな野望とか適度なお色気等
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ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄(2015年製作の映画)

3.7

ニコラス・ケイジは浪費癖で金がなくなって片っ端からB級っぽい娯楽作に出るようになってから観る機会増えたな笑 おれ好みの映画によく出てるんだよ笑

これはオカルト。それもちょっとゴシックっぽいコンセプト
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.6

おれはスピルバーグすごい監督、巨匠だと思ってるけどそんな好みが合う方じゃないし、そして社会派映画もさして興味ないんだけど観てきました。
じゃあ何でそんなのわざわざ観に行ったかってそりゃあ、この映画のお
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