サラリーマン岡崎さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

サラリーマン岡崎

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黒い家(1999年製作の映画)

5.0

クッッソほど面白い!!!!!!
日本映画でもこんな面白怖くした作品があったのか…。
もちろん大竹しのぶや西村雅彦の演技やグロいシーンも怖いんだけど、
何と言っても一番怖いのは、途中のどんでん返しね。
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.6

トランスジェンダーの話でもあるが、どちらかというとアイデンティティの話。
性を転換したロランスに対して、
恋人が女性になる戸惑いと共に、自分に焦りを覚えるフレッド。
この映画はどちらかというとフレッド
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マネーボール(2011年製作の映画)

4.1

情ではなく、統計で野球を勝ちにいく今時な今作は、
普通の映画からしたら、理論で人の首を切っていく非常な人物が主人公だ。
だから、主人公への共感度はほとんどの人が5点満点中2点くらいだと思う。
サラリー
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知らない、ふたり(2016年製作の映画)

3.9

まだ、無名時代のNU'ESTの為の映画!!!
ミニョンとかまだ少し芋い…。
映画自体は知っていたが、この頃はNU'ESTを認知していなく…惜しい事を…。
そして、今ノリに乗っている今泉力哉監督!!!
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.8

コロナ在宅しているこの状況と似たシチュエーションの作品。
『クローバーフィールド/HAKAISHA』はNYが舞台だったが、
別の場所ではどのようなことが起きていたのか?という観点はとても面白い。
この
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食べる女(2018年製作の映画)

4.3

俺も在宅で自分の料理食べるだけでじゃなく、
美味しいお店で美味しいもの食べて、
欲望にも忠実になって、美しい男性になりたい。
いや、自分の料理もっと上達させればいいんじゃね?

ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

4.2

完全なるVシネのクローネンバーグ版。
足を洗ったギャングは優しくなったが、
本質的な暴力性はなくなったのか?
とてつもなく暴力的なセックスシーンがそれを思い起こさせる。
序盤はチアのコスプレとかしなが
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逆光の頃(2017年製作の映画)

4.2

映画が大好きなのは、普段はあまり気づかない人生の大切な場面を切り出してくれることだ。

この映画はその大切な瞬間を切り取ることをテーマにした映画だ。
3つの章に分かれる本作だが、それぞれの章のタイトル
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

家族がバラバラになってしまったデカプリオは、
非行に走った結果、トム・ハンクス演じる刑事から何度も説教を食らいながらも、
結局はそこに愛が生まれ、新しい家族のような関係性になる素敵なお話。
これが本当
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トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

2.8

シリーズラストなのに、シリーズの中で一番つまらなかった…。
TRICKといえば、田舎のとある村で複数の魔術師たちが、予想だにしない魔術に見せかけた手品を見せ、その中で殺人事件が起こるのが定番。
田舎の
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

萩原聖人演じる間宮は抽象的な概念。
映画のタイトルは「CURE」=癒す・治す。
間宮は催眠で人々を殺人者へと導くが、それが彼らを「癒す」「治す」ことになっていたのか…と考えると、
催眠を操る間宮の恐ろ
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.7

中島健人と平野紫耀のドラマが始まる前に、原作を鑑賞。
凸凹バディムービーではあるけど、感じたのは警察学生である彼らを助ける警察の大人たち。
学生だけど、捜査にのめり込んでしまった彼らを後ろから支える様
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殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

4.3

二年前に元の作品は鑑賞済み。
個人的にはこの終わり方の方が好きかもしれない。
ゾワゾワして堪んない笑

世界でいちばん長い写真(2018年製作の映画)

4.5

写真好きな人ほど見て欲しい。
写真はとても青春に合う。
写真は一瞬を切り取る。
きらめく青春時代を切り取ることができたらとても素敵だ。
パノラマ写真はその一瞬の中でも長くを切り取れる。
だからこそ、「
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パラダイス・ナウ(2005年製作の映画)

4.5

なんて事ない平凡な青年がある日テロリストになる話。
最初は宗教やコミュニティの風習に縛られている様に見えた彼らだったが、
彼らにも信念がちゃんとあることが分かる。
コミュニティのためではなく、彼ら自身
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ソウ(2004年製作の映画)

4.1

▼始まってから7割くらいの俺
思ったよりサバイバルしないな…
意外と回想とか外のシーンとかあって、
ソリッドシチュエーションじゃないな…
ってか、メインにされてる「アレ」ノーバリューやん…

▼終わり
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グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

4.3

全てを兼ね揃えている尊敬する男、
グザヴィエ・ドラン。
彼の監督としてのものづくりのノウハウを教えてくれるドキュメンタリー。

作品ごとに様々なことを学び、挑戦していく過程が語られるが、
その中で音楽
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.9

エマ・ストーンとライアン・ゴズリングは恋人役で3回も共演しているのに、
実際に恋に落ちないのが不思議すぎる。
それほど良い女性・男性なのに…笑。

すっごく予定調和だけど、
いろんな年齢層の人の恋愛を
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.3

どんでん返しを期待しに観たら、
エドワード・ノートンにただただ興奮する映画だった。

イノセント15(2015年製作の映画)

4.2

「俺自分のこと好きじゃないけど、お前のこと好きになりたいよ」
社会をちょっとずつ知り始める15歳という時に訪れる葛藤。
突然、父親が同性愛者と知り、自己認知に迷う銀。
母親に虐待と売春を強要される成美
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キャビン(2011年製作の映画)

4.1

B級の皮を被った、トンデモB級映画だった。
もう、タイトルの出し方からB級感を全面に出してたからめちゃ気持ちい。
ところどころに出るB級のメタ認知的な演出も良き。

予告編でもあるように三段階くらいの
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Munchausen(原題)(2013年製作の映画)

4.0

アリ・アスターの中ではまだわかりやすい作品。
ミュンヒハウゼン症候群は他人に心配されたい病のことだと思ってたけど、
こういう息子に固執するのもそうなのかな?
ある程度自立して生きたいね。。。

何でカ
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The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

4.5

設定自体にもう開いた口が塞がらない。近親相姦どころではない…。
だけど、結局悪いのは性的被害を加えた息子だけでなく、
性的被害を受け入れてしまった父も、
そして、その状況を黙って見過ごしていた母も…と
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.3

映画が終わると思う。
「ヴィンセント(イーサン・ホーク)カッコえぇ…」

“不適合者”として生きることとなったヴィンセントが
最優秀エリートとして宇宙に旅立つ。
そこまでの努力もそうだが、
「DNAな
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4ヶ月、3週と2日(2007年製作の映画)

4.3

胸糞わっるっ!
中絶の手伝いをさせるために主人公を小間使いする友達も、
中絶するために性行為を求めて来る医者も、
頭空っぽの彼氏も、
偏見の塊の彼氏の家族・親戚も、
主人公を馬鹿にしやがって…!
と思
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ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

4.6

ハワイという土地のすごさを知れる映画だった。

妻が水難事故で植物人間となり、死の宣告をされる中、
妻が不倫をしていたことを知る…となんとも暗い題材だが、
それをハワイという暖かい土地柄が良い意味でラ
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ゾディアック(2006年製作の映画)

4.4

今思うと、MCUの父・アイアンマンとミステリオとハルクやないですか。

僕は映画とアイドルのヲタクですが、
彼らはゾディアックというサイコキラーのヲタクとなり、沼にハマっていく…。
危険と隣り合わせで
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マグノリア(1999年製作の映画)

4.5

外出自粛の機会に、3時間超の本作をやっとこさ鑑賞。
伊坂幸太郎並みの群像劇で描かれるのは、過去・家族等に縛られる人たち。
特に、ジュリアン・ムーアのストーリーがとても良かった。
財産目当てで結婚して、
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

5.0

ドランの映画は基本的に「母と子の関係性」か「同性愛」がテーマだが、
最初に予告を観た時にどちらでもない新しい領域に手を出したのかと思ったが、
どちらの要素もある、むしろ今までの作品の中で、
彼自身の最
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.7

大衆作で重鎮監督しかノミネートされなかった日本アカデミー賞は
10年前くらいからしっかり単館系映画もノミネートされるようになった。
でも、今回もそうだったが、大体1作だけで、
大衆からも軽視されていた
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.3

友達(成田凌)と国家の陰謀を暴いたら、逆に友達だけ指名手配されて、
ビルの中逃げ回るの援護してたら、そのビルの庭で祝祭が挙げられてて、
馬車に乗って着た子供達が植物で埋められた船の上で合唱し始めるんだ
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

4.0

最後に1作目。

最後を知ってから観ると、
アベンジャーズができたきっかけも「家族」なんだなとわかり、
世界を救うヒーローが「家族」を体現することが、
世界平和を語る最大の手段なのかなと感じる。
(も
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.6

『インフィニティ・ウォー』の次はこちら。

基本彼女の失くした記憶を探すミステリーになっているのが面白い。
だから、どんでん返しもあるし、
巧妙な伏線と回収もたくさんある。
舞台は90年台なので、その
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.9

『エイジ・オブ・ウルトロン』の次はこちら。

結末を知ってるけど、最後の指パッチンはとてつもなく悲しかった。
リアルタイムで見てたら、それはもう虚無感溢れるだろう。
それとともにGoG組やブラックパン
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.8

『シビル・ウォー』の次は本作を鑑賞。
完全に後ろから見返している。
正直、アベンジャーズのやらかしの尻拭いしてるだけの物語だったので、
あまり面白くなかった。

でも、ホークアイがスカーレットウィッチ
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