甲子園の魔王さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

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原作未読。ルーヴルへ行ったこともありません。

蜘蛛蜘蛛蜘蛛蜘蛛!!蜘蛛恐怖症の人みれないだろコレ。

絵画→顔料→神木、みたいな発想の繋ぎ方は相変わらず上手いけど、最終的にあんまり神木自体は関係ない
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デジモンアドベンチャー(1999年製作の映画)

5.0

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「コロモン、もうおはなししてくれないの…?」

20分しかないのにテンポ良く物語が進むためだいぶ見応えがある。デジモンファン的には選ばれし子供達の幼年期の姿が見られるのも嬉しいが、怪獣映画を標榜するだ
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

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拳銃を押収するため悪魔に魂を売った男の活躍と凋落。

ガーシーにはなんやかんや言われてるけどやっぱ綾野剛ってすげえや。完全に打ったことあるやつの演技だもん。
でもTKOの木下はこのタイミングで観ると笑
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.4

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色調強めの画とポップなノリで主人公の叔母の悲劇的な人生を描く。

鬱映画としてはハードルを上げすぎたというか、かなりコメディ色の強い雰囲気を纏っているためダウナーに浸りたくて観ると肩透かしを食らうかも
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.3

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「10年やそこらで忘れてもらっちゃ困るのよ」

個人的には阿部寛×夏川結衣といえば『結婚できない男』を思い出すのだが…これがエピローグだとしたら嫌すぎる。

家族とかいう価値観が違ってもコミュニケーシ
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ムカデ人間3(2014年製作の映画)

2.1

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『ムカデ人間2』のなかで『ムカデ人間』は劇中劇でしたーという描写があったけど、今作では『ムカデ人間2』もまた劇中劇でしたーと明言されており、それぞれの作品が“悪影響”を通して一本に繋がる構図になってい>>続きを読む

傷物語Ⅲ 冷血篇(2017年製作の映画)

4.0

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化物語の前日譚三部作三本目。

ふーん、えっちじゃん。
ここまでしといて、「続きは新学期に」とかぬかしといて、最終的にガハラに靡く阿良々木君最低…。
単なるサービスに留まらないこういう思春期の性に対す
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傷物語II 熱血篇(2016年製作の映画)

3.2

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化物語の前日譚三部作二本目。

ヴァンパイアハンター3人との対決を一纏めにする構成のおかげで鉄血篇よりテンポが良いし、羽川が本格的に関わって来たことで会話劇としての面白さも上がった。
だけどやっぱりオ
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傷物語I 鉄血篇(2016年製作の映画)

2.8

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化物語の前日譚三部作一本目。

『傷物語』は原作の方も読んでいてシリーズで一番好きだし物語において重要な話でもあるんだけど、だからこそこの独特な演出と過剰な表現があまり好ましく思えなかった。そもそも一
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劇場版しまじろうのわお! しまじろうとフフのだいぼうけん すくえ!七色の花(2013年製作の映画)

2.6

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ビッグバン!
宇宙誕生!地球誕生!
おめでとう!

ひとつ前に観た映画があまりにもアレ過ぎたので、心に優しい映画を観ようと思って真っ先に浮かんだ顔が彼(しまじろう)だった。

♫きれいなおはな だいす
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ムカデ人間2(2011年製作の映画)

1.0

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きちぃい〜!!!!
この前『セルビアンフィルム』観て、人間の下劣さを描く上でこれ以上のものは中々ないだろうと思ってあえて星1付けたんだけど…
こんなに早く上回るな。スコア何点つけたらええねんこれ。
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ムカデ人間(2009年製作の映画)

2.5

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たぶん2回目かな。マッドな博士が繋げたがるだけの話だし、カルト映画として擦られまくってるせいもあるがムカデ人間のビジュアルに今更新鮮な驚きもなく…正直見返す程の映画じゃなかったな。

亀田父とやくみつ
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

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今度のエスターは火炙りだ!

”エスターの正体”が客にはバレちゃってるので、前作のジワジワとした恐怖演出から一転して水面化でのバトルロワイヤルに娯楽性をシフトしている。
兄の様子からエスターが偽物だと
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私はゴースト(2012年製作の映画)

2.5

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除霊される側ってこんな気持ちなのか。

朝起き上がる。買い物に出る支度をする。卵を焼く。パンにナイフを突き立てる。洗面台にしがみつく。花瓶の周りを拭く。廊下で誰かの声を聴き逃げ出す。朝起き上がる。買い
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.7

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転職してる!

夫婦の死、生き別れの姉を探す老人、同じアパートに住む落書き少年、友人であるスーザンの死、彼女を襲った青年たちの爆死…さまざまな事件が複雑に絡み合って最終的に一本の線に収束する、かと思い
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.9

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最強ホムセン店員。
強過ぎて撃たれてもわざとちゃうんかと疑ってしまう。そんくらい強い。

敵も洞察力高くて勘も良いのにガンガン殺してくやん。
主人公側の境遇とか事情とはほとんど関係なく、ただ周囲の人た
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.4

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ケツからケツへのディルド橋みて何がおもろいねん。

鬱映画とはきいてたけど、こんな何もかも上手くいかない事あるんだ。グズグズに変色した静脈に注射うちこむシーンきちぃ〜!!
でもほとんどのバッドイベント
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劇場版 HUNTER×HUNTER The LAST MISSION(2013年製作の映画)

2.4

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膝の上犬撫で片手ワイングラス黒ガウンゴレイヌ!!

メルエム戦の前にネテロ役の永井一郎氏が逝去されたためTVアニメの方では観る事が叶わなかった波平百式観音がこの映画で出て来ていたとは。ジャンプ系映画で
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劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントムルージュ)(2012年製作の映画)

1.8

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コミックス0巻の特典として付いてきた映画。

“緋色の幻影”というタイトルや『この復讐こそが、宿命』のキャッチコピー、予告編からはクラピカの過去を主軸とした物語が想起されるが、開始して10分くらいでパ
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友達の家(2013年製作の映画)

2.0

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5分で観れる短編Jホラー。

“友達の家の奇妙なルール”っていうテーマと雰囲気作りはめちゃ良かった。

ただ扉の向こう漏れ聞こえる声がかなり聴き取りづらいのと、霊の顔にめちゃめちゃぼかしが入ってるせい
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.5

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変装マスク便利すぎる。ひみつ道具の域だろ。

ベタなストーリーと肉弾アクションがジョンウー監督の特徴なんだろうか?
噂によるとシリーズのなかではかなり酷評の的になっている作品のようだが、ミッションイン
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.7

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シリーズ初見…昔一回観ようとはしたけど当時まだガキ過ぎたせいかストーリーをあんまり理解できなくて途中でやめちゃった気がする。冒頭からチームが全滅して「どゆこと?このオッサン(キトリッジ)が悪者なん?」>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.6

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うーん俺はヨクバリスがすきかな〜。

失踪した娘を探す父親の奮闘を全編PC画面上の動きだけで描ききった異色のサスペンス。
OSINTモノとでもいうべきか… Facebook、FaceTime、Goog
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.2

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『デビルマン』から続けて観たから体調悪くなった。

いや“実写版デビルマン”を普遍的な悪口として認知させた『デビルマン』よりも全然つまんなかったぞ。何回シークバーで残り時間確認して絶望したか。
『デビ
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デビルマン(2004年製作の映画)

1.7

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ホロビルノハオマエダ!デーモン!

え全員アフレコで喋ってる?

”邦画界が生み出した呪物”だの“懲役2時間”だの言われたい放題の本作だが、世界を破滅に導く壮大なストーリーをなるべく原作に近い怪奇的な
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.1

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初代仮面ライダーのリメイクということで、予習がてら初代TVシリーズを2話ほど見返してから視聴したのだが、思ったよりTVシリーズそのままで出て来た。

怪人をメカニカルにアレンジしたオーグのデザインは好
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大日本人(2007年製作の映画)

3.8

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『ガキ使』を毎週録画し、『ごっつ』をGEOで借りて見ていた松本人志信者だった小学生の頃にDVDで本作を観た時は「…なんか違うの借りちゃった!」と全くハマらず、以降の映画作品も一回は観るけど観終わったら>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

3.8

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世の中がエゴイズムに溢れても一欠片のヒューマニズムに縋って生きていくしかない。

タイトルは『羅生門』だけど中身の9割は『藪の中』。原作は『羅生門』の方しか読んでないので、てっきり死に髪剥ぎ取りおばあ
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オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

2.8

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アッセンブル!!

WOWWOWでやってたドラマを一本にまとめ新たに短編(冒頭の『訪問者』)を追加したPOV作品。
白石ワールドの人物がたくさん登場するのは嬉しいけど、そのファンサービスを除けば展開の
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クロノス・ジョウンターの伝説(2019年製作の映画)

1.2

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下野、会心の小走りをとくと御覧じろ!

妻がかつて熱心に推していた声優、下野紘が実写で主演してる映画がある事を知りネタにしようと思って観たのだが、想像以上にあかんかった。
※以下酷評が続きますが主演の
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

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オススメされて観始めたものの始まってすぐのコメディパートがまったく好みじゃなくて止めようかと思った。しかしここで止めたらもう二度と観ることないだろうなと思い直して続けたのだが、後半にかけてぐんぐん面白>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

3.7

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目の前で取材対象が死んだり仲間が食われてもしっかりブレないように寄りで映し続けるカメラマン達はジャーナリストの鑑。

モキュメンタリーとして始まったはずだが、最終的にはみーんな死んじゃったので、誰がこ
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セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

1.0

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星1つけたけどそこまで質の低い映画ではないです。特別枠ってことで。
胸糞好きとはいえ、幼児が理不尽な暴力に晒されるタイプの胸糞は俺にはもう無理なんかもな。

リマスター版を視聴。こんなんリマスターすん
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

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ポスター最高。

人をあくまで肉としてとらえている作品なので、結構しっかり断面とか映してきてまあまあグロい。

これもカニバリズム映画に分類されるのか。肉食動物の肉はアンモニア臭がしてキツいと聞くので
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.5

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「なんでさかなクン役がのんやねん」というツッコミは開始10秒で封じられる。

『オクトパスの神秘:海の賢者は語る』というタコ愛に溢れた映画を観た直後だったので始まって早々刺身になって登場した時は泣き崩
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

4.3

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大量の貝の中から飛び出してきた一匹のタコと彼女に恋をした監督の交流。いや恋だろコレは。

海のみえる場所に家建てて、週末には素潜りする。老後はこれで決まり。
元々海も泳ぐのも好きだったけど、衝動的にシ
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