のらさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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カーズ2(2011年製作の映画)

2.0

正直みていて辛い映画。なんで辛くなっているのかというのは単純に脚本の質が低いというのもあるが、本作最大の問題は主人公をライトニングからメーターに変えてしまったことにある。

このメーターがとにかく中身
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メン・イン・キャット(2016年製作の映画)

2.5

ケヴィン・スペイシー演じる家族を顧みない傲慢な社長が、事故によって自社ビルから転落すると、娘の誕生日プレゼントに飼った猫になっていた。という話。

作っているのがヨーロッパ・コープなのでわりとオーソド
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噂のモーガン夫妻(2009年製作の映画)

1.5

旦那の浮気発覚から険悪ムードのモーガン夫妻が、運悪く殺し屋による殺人事件を目撃。命の危険に晒された夫妻は証人保護プログラムによって険悪ムードの中、ワイオミング州に避難するという内容。

このモーガン夫
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

2.0

大ヒットミュージカルの映画版というのを差し引いても、無駄にテンションが高くて歌もメリル・ストリープ以外はちょっとボイスアクター入れたほうがってレベルだし、ダンスの振り付けもスケール感がなく舞台用の演出>>続きを読む

GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)

2.0

実写版GANTZの後編で、パーフェクトアンサーと言いながら何の回答も用意されず、むしろ夢オチのようなカタルシスの希薄さだけが目立つ作品になっている。

特に終盤の小林多恵殺害ミッションは意味不明で、玄
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ザ・キーパー 監禁(2004年製作の映画)

2.0

主人公のデニス・ホッパー演じるは母親がストリッパーへの妄念から、殺人事件に巻き込まれたストリッパーの女を誘拐監禁する警官という。警察官が母親恋しさに見ず知らずの女を誘拐して監禁している時点で、どうかし>>続きを読む

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(2011年製作の映画)

2.0

この映画みてもドラッカーを読んでみたいと思えない時点で微妙な映画といえる。

本作の一番問題な部分は前田敦子の陰の強さが際立っていて、映画のテーマであるひたむきさは伝わってくるのだけど、青春物に必要な
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貞子3D(2012年製作の映画)

1.5

単純に怖くない。画の階調が狂っているせいですべてがシュールに見える。

一人目の犠牲者の死に方がトラックに轢かれるという物のため、結果的に無関係なトラックのドライバーにとっても呪い発動してしまい呪いと
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おとなのけんか(2011年製作の映画)

4.0

ポランスキーによる舞台『大人は、かく戦えり』の映画化で、日本ではマギー演出、主演大竹しのぶで舞台上演されていた作品。

舞台の映画化なので、ひとつの部屋の中で巻き起こる騒動を、人妻喧嘩芸が得意のケイト
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タイタンの戦い(2010年製作の映画)

2.0

ハリーハウゼンの同名映画のリメイクだが、当然バリバリCG使っているのでリメイクというより原案ハリーハウゼンという感じの映画になっている。

話としては冥王ハデスが神に逆らった人類に対してアルゴス(これ
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オカンの嫁入り(2010年製作の映画)

3.5

ジャンルとしては「嫁の余命もの」で、他の同ジャンルの映画と同じと決めつけてしまいがちなのだが、主演の宮﨑あおいと桐谷健太がすごくはまっていて良い。

特に桐谷健太の気の良いあんちゃんというキャラが似合
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プリンセス トヨトミ(2011年製作の映画)

2.5

豊臣家の末裔が大阪に独立国家を作って生きていたという話だが、本編よりも走る綾瀬はるかの胸の揺れや、食事を美味しそうに食べる綾瀬はるかの方が気になる映画になっている。

全体として役者陣というか登場人物
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忍たま乱太郎(2011年製作の映画)

3.0

忍たま乱太郎の主題歌である "勇気 100%" の中 に「僕達の持てる輝き 永遠に忘れないでね」という歌詞がある。実写版 忍たま乱太郎はまさにそんな映画で、これは加藤清史郎のアイドル映画と言っても良い>>続きを読む

ノウイング(2009年製作の映画)

2.0

一見平凡なパニック映画のように見えるが、実態はキリスト教福音派の教理が色濃く反映された宗教映画。

ストーリーとしては意味不明な数日の羅列が実は人類の過去と未来の大惨事を予言した物で、主人公の宇宙物理
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プランゼット(2010年製作の映画)

1.5

ネガドンの続編で昭和空想科学テイストを引き継いでいるが、今作は宇宙戦艦ヤマトぽいSF作品になっている。

話としては謎の宇宙生命体FOSの襲撃によって壊滅的な被害を受けた世界で、FOSと戦う3人のロボ
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惑星大怪獣ネガドン(2005年製作の映画)

2.0

昭和100年の東京(厳密には高度成長期の町並みを維持したまま科学技術だけが発展した未来)に大怪獣ネガドンが現れるという全編CGの怪獣アニメーション映画で、昔の東宝特撮へのオマージュが様々な場所に散りば>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.5

先行公開した冒頭6分以外のAパートがとにかくテンポが悪いので正直だるい。

話としては前作(27話)から14年後が舞台で話数として28話に相当して、ようやく新しい話が始まるのか?と思わせるのだが、結局
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巨神兵東京に現わる(2012年製作の映画)

2.0

特撮を全面に押し出した短編実験映画で志は買う。しかし映画的な醍醐味は皆無でストーリー的にも林原めぐみのナレーションによるガメラ3系の雰囲気怪奇調で、正直食傷気味ではある。

本作の一番の問題は巨神兵の
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劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年製作の映画)

3.0

TVシリーズの劇場版三作目で、長寿シリーズなため水戸黄門のようにフォーマットも固まりシリーズ中、最も無難な作りになっている。

オチもファン心をくすぐる仕掛けで、話としては上手く纏まっている。その一方
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.0

前回作られたアン・リー版のハルクはヒーロー物というより、パニック映画に近い作りで、アメコミ原作映画としては毛色の違う作りだったが、今作インクレティブル・ハルクでは正義vs悪という正統派アメコミ映画の作>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.5

ザ・ファースト・アベンジャーというサブタイトルからも分かるように、アベンジャーズのプロローグ的作品。アベンジャーズへのプロローグ作品という性質上、話のピークが中盤の単独捕虜奪還作戦で来てしまっていて、>>続きを読む

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(2009年製作の映画)

3.0

ミレニアム2火と戯れる女の実質的な後編で火と戯れる女で起きた全貌が明らかになる。

しかし火と戯れる女で起きた事件がいよいと解決するのか?と思ったら、本作でもリスベットの過去の話が続いており話が進まな
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ミレニアム2 火と戯れる女(2009年製作の映画)

3.5

本作はドラゴン・タトゥーの女の続編なのだが、元々テレビドラマ向けの作っていた作品を映画用に再編集したらしく、前作のドラゴン・タトゥーの女ではアスペクト比がシネスコだったのにビスタに変わっていたり、劇場>>続きを読む

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009年製作の映画)

4.0

話としてはハメられて所属していた雑誌を追われた主人公の記者が、復帰と引き換えに30年前に失踪した女を探すというミステリー。

失踪した少女、それから毎年送られて来る額縁に入った押し花、そして謎の相棒
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

シビル・ウォーから始まった第三期アベンジャーズのにしてシリーズ完結編の前編。シリーズ初期から登場していたインフィニティ・ストーンを巡り、シリーズ最大の敵であるサノスがついに登場する。

本作はマイティ
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

2.5

X-MEN ファーストクラスから始まった新三部作の完結編にして、一作目の X-MEN に繋がっても見れるような構造の話になっている。

そしてシリーズ最後の敵として宿敵アポカリプスが登場するのだが、肝
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

1995年に作られたジュマンジのリメイクだが、実際にみると前作のラストシーンを思い出させるシーンから始まっており、正当な続編になっている。(ちなみに最初のシーンは 1996年から始まる)

前作ではボ
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カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

3.5

カーズシリーズの三作目で、このシリーズはどちらかと言うとポップな作風だが、本作に関してはポスターや予告編の段階で、非常にシリアスなイメージを多用し、今までのカーズシリーズとは異なる展開を示唆する異例の>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

2.5

靴職人を目指すタカオは高校をサボって新宿御苑で靴のデザインを考えていると、そこで昼間からビールを飲んでいるユキノに出会い、恋心を抱くというストーリーで、新海誠の処女作と言える「彼女と彼女の猫」に似た話>>続きを読む

マラヴィータ(2013年製作の映画)

2.5

証人保護プログラムでフランスのノルマンディーに移住してきた元マフィアのブレイク一家が、最終的に大暴れするコメディー映画で、元マフィアの主人公をロバート・デ・ニーロが演じる。

元マフィア役のロバート・
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.5

キングコング自体は何度もリメイクされている映画で、本作はギャレス・エドワーズ版のゴジラと世界観を共有しており、話としてはゴジラの前日談という作りになっている。

ストーリーは人工衛星が実用化された 7
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名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

2.5

名探偵コナンシリーズにおける最大の謎にして最大の敵である黒の組織を全面に押し出した劇場版20作目を記念する作品。

水族館を中心としたテーマパークで出会った記憶喪失の女を巡ってのサスペンスミステリーと
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アフター・アース(2013年製作の映画)

2.5

M・ナイト・シャマランによる本格的な SF 映画でジェイデン・スミスとウィル・スミスの親子共演が売りの映画。

地球に住めなくなった人類は遠く離れた惑星ノヴァ・プライムに移住したが、そこに住んでいた先
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.0

冷戦時代ベルギーでの諜報活動の失敗の責任を取って引責辞任辞任したイギリスの諜報機関の元幹部が、同じく引責辞任した元上司の死を切っ掛けに、幹部の中に潜むソ連との二重スパイの正体を暴くというサスペンスドラ>>続きを読む

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.5

人気シリーズの8作目。

前作スカイミッションの撮影中に主演のひとりであるポール・ウォーカーを失い、さらに監督だったジェームズ・ワンも離脱するという逆風の中から制作が始まった本作。監督にはストレイト・
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.0

主人公の少年の元に突然現れたイチイの木の怪物が、主人公に3つの話をするのと引き換えに主人公の物語を話せと迫る内容で、ジュブナイルファンタジーと言った内容になっている。

しかし本作が面白いのは私たちに
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