やくざ残酷秘録 片腕切断の作品情報・感想・評価

やくざ残酷秘録 片腕切断1976年製作の映画)

製作国:

上映時間:65分

3.4

「やくざ残酷秘録 片腕切断」に投稿された感想・評価

元やくざの映画スター・安藤昇が制作したモノクロのドキュメント映画。
モノホンのやくざ達が出演し、やくざ社会を赤裸々に語るノンフィクション。

ヤクザが指ツメをするシーンがあるが、これはどうやら本物らしく、片腕切断よりもよっぽどハラハラする。
トンカチとノミの雑な道具…ロケットみたいに飛び出す小指…霧吹きみたく床に噴射される血しぶき…
指を落とされたチンピラがなぜかノーリアクションだったのが気になるが、これは中々の衝撃映像だった。

もひとつ印象的だったのは、刺青彫りのドキュメント。
温厚そうなオッサンなのに、脱ぐと背中どころか全身刺青だらけのやくざはインパクト大。
でっぷり太った緩んだ肉体に竜だの如来だのが犇いて、贅肉のせいでそれが歪んでいる絵はなんかこう…。
ちなみに彫師によると「女性は先天的に皆マゾ」らしい。

どこまで本当だかわからない安藤昇のナレーションも相まって、雰囲気はヤコペッティ映画そのもの。
また、ノンフィクションという体裁にも関わらず明らかに仕込み・偽物であろうシーンも多い点も共通だ。
タイトルの「片腕切断」に至っては完全に偽物。

暴力団、金、国家、麻薬、風俗、セックス、人体破壊…見世物的な要素がたっぷり詰まっている。
ノンフィクションと謳っていても、これは立派な「見世物」だった。
惡

惡の感想・評価

3.6
『近頃の若い奴は君が代歌うのも恥ずかしがって困る』義人党の「日の丸青年党」ってのも凄い名前だ。

青少年犯罪についてシンナーを厳しく言ってたり一応犯罪抑止的な作品になっている(?)
テキ屋の光景にしてもヤクザと日本のパブリックイメージは否が応でも被る。

彫る時のジャキジャキ音が耳に残りすぎる………

『そこで我々も一人のトルコ嬢をつけてみることにした……』
安藤昇先生のいつもの「女は糞、だから優しくせねばならない」の思想が垣間見れるこのパートが一番好き。

梵天太郎改め聖五郎!?!?
まさかの出演に驚いた。
『女性は先天的にマゾですからね…』

このレビューはネタバレを含みます

 監督・ナレーション・安藤昇のやくざドキュメントの怪作!
 「この映画を製作するに当り諸先輩及び諸団体の勇気ある御協力を戴き深く感謝します 安藤昇」というテロップで始まるが、この映画は、やくざの慣習を網羅し、その周辺社会を追った、ヤコペッティもびっくりのやくざモンド映画だと思う。貴重な映像の放出から、大衆のいかがわしい物や未知の物見たさに訴えかける内容となっている。
 冒頭のドキュメント風の映像「何映してんだよ」から急に空撮の追跡に切り替わって、やくざがズブズブと腹を刺すシーンから刑務所の大写しになって、オープニングクレジットがでる。
 その後の内容は、刑務所から出所した者に豆腐を食わせるしきたりや、構成員七千人を誇る昔気質の組長(松葉会会長)へのインタビュー、仙台七夕祭りへ参加するテキ屋への密着取材、客人の親分さんへの挨拶の仕方(「宜しく、おたのもうします」)、右翼の予備軍の若者たち、さらには、トルコ嬢の「ヒモ」になる三つの条件(①やさしくしてやること②見た目③猛烈なセックスができる肉体的な点)まで出てきて非常にタメになるのか、ならないのか……。
 中でも注目したい場面が、若いやくざたちが賭博を開き、シャブを腕に打ち、針を火であぶって回すところを隠し撮りで映しているシーンだ(そこを兄貴分に見つかって、思い切り顔面を蹴られている)。そしてこの映画最大の見せ場である、無断で賭場を開いたやくざが、実際に指を詰めるシーンが出てくる。のみで指を固定し、金槌を打つ。血の飛沫が散って、前方に切断された指先が飛ぶ。断面から細い線のような血の糸が勢いよく放射線を描く。息を飲む緊張感と迫力だ(後にやくざ抗争の中で人を斬りつけて五年間臭い飯を食った男のインタビューから、腕を切断し、斬られた手が動く再現Vが挿入されるのだが、こっちはとてもホラー映画的なチープな演出)。
 一人のトルコ嬢の隠し撮りシーン(窓際でペッティングをするやくざとミス・トルコを隣のビルからズームする。これからいいというところで、映倫からの許可が降りなかったとナレーションは残念そうに語っている!!)のあきらかに盗撮まがいの映像のいかがわしさ、漫画『混血児リカ』の梵天太郎が彫り師、刺青師として、全裸の女の背中に着物の美女、足の付け根に緋牡丹を掘るシーンの美しさ、国家が胴元の公営の博打が氾濫しているという構造を見抜き、国家が得をするようにできているのはナレーションが「たまったもんじゃない」と批評する鋭さ。
「本映画は暗黒街の実態をリアルに画いたもので、十八才未満の方々の入場を固くお断りいたします 製作者 安藤昇」
 安藤昇生きた暗黒街の総絵巻を垣間見ることのできる貴重な資料として、とっても面白かった。
渋谷のスカーフェイス・安藤昇ナレーションのやくざドキュメンタリー。指つめシーンは本当だそうな。
みなさん、一週間お勤めご苦労様でした!フライデーナイトはいかがお過ごしでしょうか?
今夜は良品発掘です。
あ、TSUTAYAじゃないっすよ。
自宅ライブラリー発掘ね。
これはね、恐らく8割ドキュメンタリー、2割が映画ね。
モノホンのヤクザに体当たり取材敢行!後半は安藤昇先生みずから上から目線の突撃インタビュー!!
こりゃ凄いね。東映特有のジャズ&サイケデリックな音楽に、安藤昇先生のナレーション!新宿の街を闊歩するヤクザ!仙台七夕祭りでのテキ屋!月収300万のトルコ嬢!月に30人近く彫るとゆう彫師!
ヤクザの掟としましては、人の縄張りを荒らさない、人の女を取らない(笑)らしいです!取った場合は、これ、指つめになります。中には指つめだけに終わらず死ぬモノもおります。と、優しくインタビューに答えてくれる会長。指つめってーのは、自分がカタワになる事で相手への忠誠心を示すらしいっす。ノミ当てて、トンカチで、スコンとやってましたわ。(笑)
おひけえなすっての下りも収録。お兄いさんからおひけえください。いえいえ、太陽も東から昇って西に沈みやす。あんさんからおひけえください。それでは仁義がたちません、川も上流から下流に流れると聞いておりやす。お兄いさんからおひけえください。
長えな!おい!!(笑)
懲役帰りの組員にも突撃ね。
何やったの?「自分は賭博ッス」「自分はちょっと人斬っちゃて、5年ッス」とのこと。(笑)
女性の股間近くに彫物を入れる恐ろしい顔の彫師。「女っつうのは、マゾなんだよ。気持ち良くなっちゃってるんだよ。」だって!ただね、コレ、ちょっとコワイので、レビューは名言集だけにして私の感想は控えます。早目に撤収サヨナラです。(笑)観る機会があれば、観て損はしませんよ!
AKARI

AKARIの感想・評価

3.5
本物やんw
映画ってかドキュメンタリー
こんなんよく撮れたなぁ。。
あぁやって指詰めるんや〜初めて見た