燈台の作品情報・感想・評価・動画配信

『燈台』に投稿された感想・評価

Gocta
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復員した長男と5歳違いの義理の母との関係を軸に、妹、父親を交えた家族四人の一晩を描く舞台劇のような映画。面白く観れた。
3.4

義母に恋してしまった青年。青年の妹は彼がそれを暴露することを防ごうとする。決定的な瞬間はついに訪れない。復員兵である青年(終戦で大学に復学するようなエリートだけれど)が、日常に包摂されていくことの息…

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3.2
Rec.
❶25.11.15,シネマヴェーラ渋谷(35mm)/特集「三島由紀夫生誕百年記念」

鈴木英夫の著名な作家の映画化は、松本清張の「黒い画集・第二話 寒流」
と、本作の三島由紀夫の戯曲「燈台」の2作だけだ。本作は、ほぼ原作に忠実と言える会話劇。鈴木の厳しい演技指導もあって、会話の間に生…

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久保明が好きな人にとってはサービスタイムだが、そうでもない人にとってはこの映画は間延びしていて、終わりが唐突としている。

しかし殺人が起きたわけでもない単なるホテルの一室が、手に汗握るような緊張感…

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194 2020/11/18 新文芸坐

戦争から帰還し2年、父の若く美しい再婚相手に秘めてきた想いが爆発しそうな兄、茶化す妹、困る母。
曝け出せばラクになるけど代償も大きい。
緊張感漂う会話劇。

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誰が死んで誰が犯人なんだって感じのスリルと緊迫感。
実際は父親の後妻(継母)に息子が惚れてしまったのを隠しながら一家で一夜を過ごす会話劇。
約1時間だが濃密。
imapon
3.8

鈴木英夫作品を久しぶり。
義母と息子の背徳愛を題材にしてサスペンスに定評ある名匠が紡ぐ密室劇。原作は三島由紀夫の戯曲。

若い久保明(兄)と柳川慶子(妹)が良い。
「今、お前を殺したいという気持ちと…

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義母の津島恵子をなじると「もっと言って!」と応えるところで、ブハッてなりそうになった
むっつり性癖が凝縮されている

自分も柳川慶子みたいな妹にキチガイ!と罵倒されたい人生だった

母、兄、妹→家族4人→兄と妹→母、兄、妹→母と兄→母、兄、妹→家族4人→兄と妹と組み合わせが切り替わっていく中でのズレ、そこから生じるサスペンス。どこまで三島の戯曲に忠実なのか分からないけれど教科書…

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