義母に惚れた青年と家族の息詰まる会話劇。たった64分なのにしっかり90分ぐらいは観たような満足感。
常にチャキチャキしている妹の柳川慶子は見ていて気持ちが良かったが、そうすることで家庭内の均衡を保…
眉間に皺寄せ「……もっと言ってッ…!」な津島恵子最高最高最高!経済学の本にいさ子いさ子いさ子いさ子…とにかく滾ってて体内で抱えた何かが発射寸前な久保明もあまりにも。チャキチャキ妹柳川慶子さんも素晴ら…
>>続きを読むめちゃくちゃ面白かった!
セリフがめっちゃ三島由紀夫で楽しい。
戦争帰りの息子と義母の初対面、
ゆったりレースの手袋をつけるいさ子は本当に魅力的で、恋に落ちる感覚を疑似体験させてもらった。
自覚あり…
義母に恋してしまった青年。青年の妹は彼がそれを暴露することを防ごうとする。決定的な瞬間はついに訪れない。復員兵である青年(終戦で大学に復学するようなエリートだけれど)が、日常に包摂されていくことの息…
>>続きを読む鈴木英夫の著名な作家の映画化は、松本清張の「黒い画集・第二話 寒流」
と、本作の三島由紀夫の戯曲「燈台」の2作だけだ。本作は、ほぼ原作に忠実と言える会話劇。鈴木の厳しい演技指導もあって、会話の間に生…
久保明が好きな人にとってはサービスタイムだが、そうでもない人にとってはこの映画は間延びしていて、終わりが唐突としている。
しかし殺人が起きたわけでもない単なるホテルの一室が、手に汗握るような緊張感…
194 2020/11/18 新文芸坐
戦争から帰還し2年、父の若く美しい再婚相手に秘めてきた想いが爆発しそうな兄、茶化す妹、困る母。
曝け出せばラクになるけど代償も大きい。
緊張感漂う会話劇。
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