獅子文六好きなんだよね笑
純文学と大衆文学なんて分けたら作家に失礼かもしれないけど、獅子文六はまさに大衆文学の大家だろう。
映画よりも小説の方が面白いが、加山雄三が主演だから最後まで楽しめた。好青年…
川島雄三作品にしては大人しく然程インパクトの感じられない作品。取り敢えず箱根のロケーションが美しい古き良き青春群像劇となっている。
主演の加山雄三と星由里子はまさに適役。少年少女の絆を儚く綴った泣…
道路問題会議,運輸省大臣,雷雨,停電,函豆交通箱根観光案内,箱根横断鉄道,小田原駅前喧嘩,ウグイス嬢言い合い,曲がり道バス競り合い,ロープウェイ,双胴船,開発,ヘリコプター,子供喧嘩,止め男,玉屋前…
>>続きを読む西武対小田急、東急の箱根山戦争を題材とした獅子文六原作の社会風刺喜劇だが、どちらかと言えば、東宝期待の「若大将」コンビ加山雄三、星由里子売り出しの荒唐無稽青春映画に力点を置いた川島雄三監督快心の傑作…
>>続きを読むオープニングの説明会、集まった方の感情が渦巻き、爆発具合がとても伝わってくる。エネルギッシュな映像化。期待値がどーんとアップ。
箱根の山を観光資源にする各社の覇権争い。描写とナレーションでテンポよ…
箱根山戦争を描いた悲喜こもごも。
2つの勢力に別れた箱根の人々の不毛な争いを喜劇的に描くやり方は、弟子の今村を彷彿とさせる(因果が逆だが)。
「くだらん!同じ場所で競争するなんて資本主義の一年生だ」…