セクシー・ぷりん 癖になりそうの作品情報・感想・評価

セクシー・ぷりん 癖になりそう1981年製作の映画)

製作国:

上映時間:78分

3.3

「セクシー・ぷりん 癖になりそう」に投稿された感想・評価

csm

csmの感想・評価

3.5
交通標識引っこ抜いてブンまわす安岡力也、泥棒グループのメンバー・ダンディへの恋心を隠してしっとりラストからの風間舞子とのハッスル。畑中葉子は野球チームの監督だし警官になったり泥棒に弟子入りしたりと忙しいけど力也さんの映画。ラストカットにまで写り込む審判役の小原宏裕、演技が雑〜
空き巣を常習している女性(畑中葉子)が、強盗団のリーダー(林ゆたか)に一目惚れしたのを契機にして、グループ内部における男女間の不和を生じさせてしまう。犯罪者側の男女の愛憎劇をコミカル・タッチに描いている、「ケイパーもの」のロマンポルノ。半村良「女たちは泥棒」を原作に取っている。

「強盗団のメンバーに女を入れるな!」というボスの忠告を無視したがために、泥棒のプロフェッショナルが男女の情欲に踊らされるようになってしまう。全体的にマンガチックな作風であり、強盗団の作戦が成功するかどうかのサスペンスは希薄。

登場人物では、安岡力也の名バイプレーヤーぶりが素晴らしい。強盗団のリーダーを支える、気骨のある主要メンバーなのだが、実は恋愛下手。同メンバーの女性(風間舞子)のことを好いているのだけど、公私混同させてはならぬと、自分を抑えている。「力也がんばれ!」と心から応援したくなってくる。愛すべきキャラを好演している。

演出面では、潜入中のコミュニケーションを字幕表示させる手法や、畑中葉子の露出した股間を懐中電灯のハレーション効果で見えなくする効果が面白い。犯罪コメディとしての出来栄えは上々。