スケバンマフィア 恥辱の作品情報・感想・評価

「スケバンマフィア 恥辱」に投稿された感想・評価

義理の兄と暮らすヒロイン。ふとした事からスケバンマフィアに目をつけれて…

稀にみる美形の倉吉嬢。ただ顔的にこんな役(売春&ケンカ)が多い感じ。杉本美樹さんとイメージが被る。この頃の演技は微妙。
昭和の雑然とした雰囲気は良かった。女のエキストラの数にスタッフの気合いを感じた。
明るく陽気な役で倉吉さんを観たいもんだ。
河のあるボロアパートの窓の中で女子高生ふたりが着替えるオープニングから傑作の予感。スケバン(ゴッドマザー)が取りまとめる売春組織に絡まれるソロ売春のふたり。セーラー服少女・倉吉朝子。ダウナーな魅力なのにやることが熱い倉吉朝子。女同士のセックス、暴力シーンも素晴らしい。
自由意志のままに売春行為を働いている風来の女子高生(倉吉朝子)が、町のチンピラを統括しているスケバンマフィアの存在意義を考えあぐねる。一人の女子高生の視点から「不良の生態」を綴っているロマンポルノ。「スケバンマフィア 肉刑」に引き続き、高山銀之助の原作。

いわゆるひとつの「ズベ公もの」に相当する作品。主人公と関係している人物は、社会的底辺の立ち位置にならざるを得なくなった、訳ありの人間ばかり。そんな者たちが、チンピラの人間関係に取り込まれていく。

主人公の義理の兄(阿部徳昭)と姉(小川恵)、そして親友(水紀ゆき子)を中心に据えたドラマが展開される。折檻、レイプ、集団リンチなど、定石を踏まえた見世物映画になっているが、グループ間抗争の物語ではないため、観念的かつダウナーな雰囲気が強い。

全裸のままでダンボール箱に入れられた主人公が、真っ昼間の公道に箱ごと投げ捨てられるシーンが印象鮮烈。このようなメチャクチャなゲリラ撮影があるだけで、無条件に高評価してしまう自分がいる。
日活ロマンポルノのアイドル倉吉朝子のスケバンマフィアシリーズ二作目