桃尻娘 プロポーズ大作戦の作品情報・感想・評価

桃尻娘 プロポーズ大作戦1980年製作の映画)

製作国:

上映時間:88分

4.3

「桃尻娘 プロポーズ大作戦」に投稿された感想・評価

gp

gpの感想・評価

3.7
前作見てたら嬉しい人物だったり音楽のサービス。
このシリーズかなり面白かった。音楽が良くて、キャラクターも個性的で笑えた。
タイトルの出方と竹田かほりの冷めた表情が好き。
進学に失敗した浪人生の少女(竹田かほり)が、アングラ劇団に入った同級生(亜湖)と再会するために、厳寒期の小樽へと赴く。橋本治の青春小説を映像化したシリーズ第3弾。便宜上、ロマンポルノの枠組みに入れられているが、公開時は一般映画として上映されている。(私は深夜帯のテレビ放映で鑑賞した記憶あり)

思春期の女子の突発的な言動と、そこから学び取る人生訓というものを、当時流行した「アンノン族」と絡ませながら描いている。竹田かほりと亜湖の凸凹コンビが複雑怪奇な人間模様を繰り広げるというモチーフはそのままに、厳寒期の小樽へと舞台を移している。ふたりの丁々発止のやり取りはあいかわらずのもの。

複雑な家庭に育てられている少年の「性の目覚め」が物語の主眼点。竹田かほりが、少年に対して何をすべきかを自分の頭で考えて、能動的に交流を深めていく。そうすることで、自分自身も成長する。若いうちに旅をして、失敗と成功を学ぶことの大切さが描かれている。

1980年当時の、札幌・小樽市内が登場するため、その土地を知っていればいるほど、ロケーションを単純に楽しむことができる(北海道弁がテキトーなのは、横に置いておこう)。また、映画内舞台劇ながら「亜湖が出演するアングラ劇」を堪能することができるのも嬉しい。