我らの罪を赦したまえのネタバレレビュー・内容・結末

『我らの罪を赦したまえ』に投稿されたネタバレ・内容・結末

The test of the morality of a society is what it does for its children. ― Dietrich Bonhoeffer
社会のモラ…

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あらすじをきちんと読まずに視聴
初っ端からもしや、と思ったら案の定ナチスだった ゴリゴリの優生思想を取り入れた史実作品を久しぶりに観たけどやはりしんどいものがある
1939年、ヒトラーはT4作戦を開始
障がい者30万人を殺害、40万人を断種

これが現実だったのか、もう無茶苦茶..
重過ぎる14分

“社会のモラルは、子どもの扱いで分かる”
D・ボンヘッファー
この史実について知らなかったので、学びにもなりつつ、もっと知らないとな…となった。

タイトルは誰の目線からなのか…。
なんで英語…???
そしてT4と子ども安楽死って別物じゃなかったっけ??
ライプツィヒ関連だったから授業で読んだ気がするんだけど違ったかしら。

ちょっとよく分からなかったので調べてみた。


T4作戦は、1930年代後半からドイツで精神障害者や身体障害者に対して行われた「強制的な安楽死」(虐殺)政策である。

1939年の夏ころから開始され…

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実際に起こった歴史の悲惨な闇を学ぶことができる。作中の子供が選ばなければならなかった決断をしないで、生活できていることが幸せなことだと実感する。


子供の扱いで社会がわかる、本当にその通りで、静かな怒りに満ちていた。視点、スケール感は変わっても常に持っていたい目線。

短いながら強烈で鮮明な印象を残す作品。
主の祈りを唱えていたのは身体障害者である主人公の少年自身だったけど、タイトルの「我らの罪を赦したまえ」って誰の言葉なんだろう。
主人公の罪は兵士を殺したことな…

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『社会のモラルは子供の扱いで分かる』

優生思想が生んだ悲劇。
T4作戦という障害者を大量虐殺した歴史を忘れてはならない。

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