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「我らの罪を赦したまえ」に投稿された感想・評価

7

7の感想・評価

3.6
ホロコースト短編映画は初鑑賞。
長いと重すぎて気分が悪くなることが多々あるのでこれくらいが自分には合っている気もする。
義手をつけた子どもをナチスが殺そうと追い回す。彼は正義感に溢れ人を思いやることのできる少年で、ユダヤ人でもない。

ナチスってこういうこともしてたんだ。恐ろしいとしか言いようがありません。
kame

kameの感想・評価

-
たった10分くらいなのに強烈な印象を与える作品。

T4作戦のこと知らなかったし、ナチスの行うことの残虐性がこの映画からも感じられました。
私は当事者ではないけれど、「感じられる」ことができた事に意義があると思うし、この作品を作った人々もそう願っているはず。

ナチスの実験で、優れた能力を持った男女を掛け合わせて、その子供達をまた掛け合わせて優性遺伝子を作り上げようとした実験のことは聞いた事があったのですが、この映画の話は知りませんでした。

あの後彼はどうなってしまったのでしょうか。
mmmm

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3.4
恥ずかしながらT4作戦を知らずに鑑賞。14分は短すぎるけど、長編にするとあまりにも重たい話になるのでこれはこれでちょうどいい尺なのかも。というか、エンドクレジットがあるから本編14分もないのよね。
世話をするのにお金が掛かるなら"殺してしまえばいい"という言葉がさらりと出てくるほど残酷なことはない。
Akari

Akariの感想・評価

3.6
恥ずかしながらT4作戦について知らなかったので勉強になった。
【恵みの死】

とにかく救いのない「14分間」。
仕事帰りのバスの中で観るには結構ヘビー・・・。

この作品は、第二次大戦中にナチスが行った「T4作戦」によって行われた大量虐殺の1コマを描いている。(因みに「T4」といってもターミネーター4の略ではありません、あしからず・・)

ナチスがユダヤ人に対して大虐殺を行ったのは皆さんよくご存知だと思いますが、ナチスは「優生思想」のもとに自国民(ドイツ人)に対しても躊躇なく銃口を向けていました。

対象とされたのは、いわゆる「心や体に障がいを持った人々」。

本来なら正しい治療を行うはずの医師すらも、当時のナチスのプロパガンダによって「殺すべき患者は、他の人より価値の低い人間」という思想を徹底的に叩き込まれていたため、こうした虐殺に手を貸していても罪悪感を持たなかったとも言われています(彼らはこれを「恵みの死」と呼んで自らの行為を肯定していました)。

大前提として「戦争はイカン」です。
ただ、敵対する国があって自国の利益や平和が侵されるとなれば戦わざるを得ないのかもしれません。
(ちょっとロシア問題はまた別なのでここでは触れませんが・・・)
何より一番恐ろしいのは「我こそが正義」という大義名分の下に全てを正当化してしまう戦争です。
そして、それを可能にしてしまうのが国民の圧倒的な支持であり、そのためなら「嘘も百回言えば本当」とでも言わんばかりに繰り返される徹底したプロパガンダ作戦が行われます。
こうして、ドイツ国民はナチスの大規模な洗脳(扇動)によって、ヒトラーの狂気を後押ししてしまったのです。

冒頭の授業のシーンで障がいを持った人が生活するための費用を計算したとき、一人の生徒が「(そんなにお金をかけるくらいなら)殺してしまえばいい」と発言します。
これこそがプロパガンダによって国民レベルにまで刷り込まれた「優生思想」の現実でした。

「神様はヒトラーも赦すの?」

神様は赦しを請う者には寄り添います。
でも、ヒトラーは神様を必要とはしませんでした。
何故なら自分自身が絶対だったから。

去年・・一昨年かな?
「ある画家の数奇な運命」という作品を観ましたが、その作品でもこの「T4作戦」によって大切な親類を殺されてしまうというシーンがありました。
どんなに美しくても、どんなに才能に溢れていても、「他の人より価値が低い」と判断されれば殺されてしまう・・・。

恐ろしい現実。
これが実際に行われていた「人類の負の歴史」。
本来「護る」ためにあるはずの正義が歪められ、その「正義」の名の下に何の罪もない人々が殺されていく。

それは決して他人事ではない。
現に日本でも「優生思想」の影響があったことは歴史事実として明らかになっているし、2016年に起きた障がい者施設での大量殺人事件でもこの思想を想起させられた人も少なくないと思う。
何より怖かったのは、この加害者が超絶クレイジーだったこと以上に、ネットなどでこの加害者の考え方に賛同した人間が一定数いたということ。

「殺す」とか「助ける」とかそういう天秤討論ではなく、根本的にそういう思想を「正義」と信じ込んでしまう人が少なからずいたという事実が一番怖かった。
そういう人たちには何を言っても通じないから。

そういった意味では、子供から老人まで気軽にいつでもどこでも簡単に触れられるインターネットって、「静かなプロパガンダ」として、知らず知らずのうちに僕たちの思想にも影響を及ぼしている可能性もあるんだろうな・・・って考えたら、それが本当に恐ろしい。
「個々の思想」って目に見えないだけに、どんどん心の中で形成されていっても誰も気がつかないから。
それがいつどのような形、そしてどのような強度で外に向けて発せられるのか、誰にもわからないから。

これは決してナチスドイツ=ヒトラーだけの特有の問題ではない・・・。
TAKA

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4.0
障害がある子供は殺される。なんで?いつも子供や弱者が犠牲に。ナチス関連の映画よく見るけど、障害者がこんな目にあっているとは知らなかった。
Maki

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3.5
犠牲者の多くは子供だった。

最後のこの言葉が重い。
日本にも優生保護法とかあったけど、なんでこういうこと出来るの…?
なんでこういうことを思い付くんだろう…

最初の教室の緊張感が、彼の居心地の悪さ、生きづらさだよね…
障害を持っているからって、勝手に他人に生死を好きにされていいわけない。

ただただ酷い。
2度と繰り返されませんように…
Minnie

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3.7
ホロコーストは知っていたけどそこでの障害者の扱われ方は考えたこともなかった
あの状況で瞬時に女性を守った少年はどんな感情だったんだろう
「社会のモラルは子供の扱い方を見れば分かる」忘れられない言葉
忘れてはいけない歴史を短編映画にする事は、沢山の人が気軽に歴史を知るきっかけになる素晴らしい取り組みだと思いました。
虐殺の正当化はまずありえない。過去も現在も
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