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ナショナル・シアター・ライブ 2022 「レオポルトシュタット」

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ナショナル・シアター・ライブ 2022 「レオポルトシュタット」の作品紹介

ナショナル・シアター・ライブ 2022 「レオポルトシュタット」のあらすじ

20世紀初頭、レオポルドシュタットはウィーンの古いユダヤ人街として賑わっていた。製造業を営むヘルマン・メルツは、カトリック教徒のグレーテルと結婚し、洗礼を受けたユダヤ人として出世した。トム・ストッパードの壮大なドラマの中心となるのは、メルツ家のアパートに集まったヘルマンの親戚たちだ。彼らの人生は、国を取り巻く戦争、革命、貧困、ナチスドイツへの併合、そしてオーストリアのユダヤ人にとっては6万5千人が殺害されたホロコーストなどの混乱に翻弄される。

ナショナル・シアター・ライブ 2022 「レオポルトシュタット」の監督

パトリック・マーバー

ナショナル・シアター・ライブ 2022 「レオポルトシュタット」の出演者

エイダン・マクアードル

フェイ・キャステロー

セバスチャン・アルメスト

アーティー・フルーシャン

原題
National Theatre Live: Leopoldsta
製作年
2022年
製作国
イギリス
上映時間
145分

『ナショナル・シアター・ライブ 2022 「レオポルトシュタット」』に投稿された感想・評価

桃龍
3.5
レオポルドシュタットは、オーストリアの首都ウィーンの古いユダヤ人街。そこにある広い部屋に、のっけから20人ぐらいが同時に登場してセリフをしゃべる。
顔と役を覚えるのが苦手な俺は、こりゃぁ大変なことになったとアセったが、その必要はなかった。
なぜかと言うと…(ネタバレ自粛)。
それよりも、1899年、1900年、1924年、1938年、1955年の5幕があって説明がないので、第一次大戦は1914年、第二次大戦(ナチス禍)は1939年~1945年ぐらいは知ってた方がいい。
海外旅行が趣味な俺だけど、まだアウシュヴィッツに行ってないことを恥じる。
4.0
今年の劇場初めはNTLiveの新作で✨
初泣きであった😭

ここまでがNational Theatre Live in Japan 2022シーズンってことでいいのかしら🤔
どっちにしても2022年公開作はコンプリート🙌✨
※追記※どうやら2023シーズン扱いだったようだ。

『恋におちたシェイクスピア』の脚本家であるトム・ストッパード作📕
50代で初めて自らのユダヤ人としてのルーツを知ったというストッパード自身の家族の歴史から着想を得て執筆した脚本の舞台化✨
2020年にイギリスで初演後、オリヴィエ賞受賞🏆✨
現在はBWでも絶賛公演中の話題作をもう観られるなんて👀✨
『プライマ・フェイシィ』と言い、最近は日本でもかなりのスピード感で上映が実現していて嬉しい✨

戦争、革命、貧困、ナチスの支配、そしてホロコーストに直面した20世紀前半の激動のオーストリアに生きたあるオーストリア系ユダヤ人一族の4世代・約50年に渡って描く一大叙事詩。

時系列に沿って描かれる家族の思い出と系譜。
前半はちょっとメロドラマ風な展開があったりするけど、社会に深く根を下ろすユダヤ人差別をまざまざと感じたわ。
ユダヤ人迫害というとやっぱりホロコーストのイメージなんだけど、そこに至るまでの歴史や要因をちゃんと知ってなかったなぁと自覚させられた。

そしてやっぱり後半のパートとラストの演出は涙無くしては観られなかった😭
シンプルだけどこれぞ演劇と感じる力強い表現。
セリフの一言の衝撃、役者の演技、その一つ一つの要因が積み重なって重みを感じた。
あのメルツ家のアパートを主に舞台にして、同じ場所での移り変わっていく時代や人々の対比がまたずっしり来るなあと。
こういう表現は映画では出来ない空気感だと感じた(観たのは映像だけど🤣)

何をもってしてユダヤ人なのか。
血か、親か、家族か、育ちか、宗教か…?

混血でもユダヤ人の誇りを持って生きる者もいれば、純血なのに自分がユダヤであることやその記憶を持たない者もいる。
カトリックに改宗してもユダヤ人一族の中で慣習を行う者も。

グレーテルの過ちにヘルマンが傷つくけど、それを逆手に取って後半形勢を変えていく様はなんとも力強い事か。
ここでも実際の人種が書類上の人種にいとも簡単に書き換えられる皮肉、それがまかり通ってしまうデタラメさにおかしみすらあるというか、面白かったなぁ。
面白おかしい場面ではないのだけど…シリアスな物語の中にもユーモアを交えて見せる塩梅が巧み✨

ただ怒涛の歴史展開、登場人物の多さで駆け抜けていったイメージで、雑にしか家系図や人物について理解できてなかったので、パンフで確認したかったけど売り切れ😭
翌日、日本橋の方にも仕事帰りに覗いてみたけど、やっぱり売り切れ😭😭
もうちょっとしたらオンラインで売られるかしらね…🥺
4.5
昨年同じくNTLiveで見て、衝撃的に良かった「リーマン・トリロジー」に匹敵する良さだった。
ただ、こちらは、登場人物が余りにも多く、誰が誰なのか、一家の55年余にあたる歴史で、20年刻みくらいで大きく4つの時代の場面があるので、子どもは成長するしその対応が若干混乱。(帰りに、パンフレットを見て系図を見てすっきりした)このあたりの若干のわかりにくさはそれを含めての物語であっても、少しマイナス。

ウィーンのユダヤ人家族の話だが、結婚相手がキリスト教徒であったり、ユダヤ人であるが、キリスト教に改宗する人あり。
また、1899年から1955年の間を描くことで、当然第一次世界大戦、第二次世界大戦がそこに含まれる。

これを見ていると、ユダヤ人というのは一体何なんだろうって思う。絶対条件はユダヤ教徒であることなのかと思っていたが、カトリックに改宗したとしてもユダヤ人はユダヤ人であったり、クリスマスを祝う時に、家族の中でユダヤ教徒とキリスト教徒がいることはOKなんだとか・・・
19世紀後半の途中までは、おそらくユダヤ人はいろいろな制限が加えられていて、20世紀初頭は自由になったが差別感情は残っていて、そういう状況に葛藤を抱きながら、あるものは改宗することで同化しようとし、ある者はその才能や金を稼ぐことで自分達の存在感を得ようとし、ある者は、別の土地に行くことを考える。
そのあたりのきれいごとでは済まされないリアリズムもちょっとした表情や展開で感じられ胸を打つ。

いろいろ印象的な場面はあるが、ヘルマンが自分と妻の尊厳を傷つけたと将校のフィリッツと対峙する場面、最後ナータンとレオ、ローザの3人がかつて家族がともに過ごした居間で顔を合わせ、それぞれの戦時中の経緯などについて話す場面、ここは見ごたえがある。
家族をホロコーストで亡くしたナータンが辛いのはもちろんだが、イギリス人と再婚した母に連れられてイギリスで育ったレオが、ウィーンでの記憶もユダヤ人としての記憶も無いこと、それに対するナータンやローザのやりきれない気持ち、それぞれの立場での感じ方に共感できるから辛い。
そして、共感、想像はできても本当の苦しみにはなかなか及ばないことも改めて感じる。

劇中で、フロイトとクリムトについての言及がたびたびあり、彼らが当時のユダヤ人社会にあって、ヒーロー的存在だったのだろうなと思う。
特に、クリムトについては、でてくる絵、壁画等があの作品のことだなとイメージが浮かぶだけに興味深かった。

細かい部分で追いきれないところもあったので戯曲を読むとより理解が深まるのかも知れない。

『ナショナル・シアター・ライブ 2022 「レオポルトシュタット」』に似ている作品

エンジェルス・イン・アメリカ

製作国:

上映時間:

352分

ジャンル:

配給:

  • ワーナー・ブラザース映画
3.9

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ホロコーストの罪人

上映日:

2021年08月27日

製作国:

上映時間:

126分

ジャンル:

3.8

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