屋根の上のバイオリン弾きの作品情報・感想・評価

「屋根の上のバイオリン弾き」に投稿された感想・評価

上旬

上旬の感想・評価

3.8
【第44回アカデミー賞 撮影賞他全3部門受賞】
1964年初演のブロードウェイミュージカルの映画化作品。監督は『夜の大捜査線』『月の輝く夜に』のノーマン・ジュイソン、主人公テヴィエ役は舞台版でも同役をつとめたイスラエル人俳優トポル。

小さい頃に市村正親版を観に行ったことがあり、夢のシーンがとても恐ろしくて怖い作品だと思っていたのだけど、あれはむしろ笑えるシーンだったのかと認識を改めた。

ストーリーはユダヤ人排斥✕頑固親父という感じなのだが、とにかく歌が素晴らしく、ユダヤ人の風俗を生き生きと見せる美術や衣装もとてもいい。ミュージカルとしてとても見応えがあり、しっかりツボを押さえた演出をしている誠実な作品でとても好き。
2021年8月5日
レンタルして見ました。
長年見たい作品でしたが、
長くて見れなかった作品です。
途中までは、入って行けなかったですが・・
やはり名作です。
面白かったです。
DamKeeper

DamKeeperの感想・評価

4.0
これ劇場公開時、母親がどうしても観たくて当時9才の姉、6才の私、3才の妹を連れて行ったらしい。

子供が3時間の上映に耐えられるはずもなく、グズッて他の客の怒鳴られた事を母親は今でも話す。

最近になって、やっと観直したけどそりゃ無茶だよ(笑)

今、子供の独り立ちを心配する歳になったから解るけど。
若い頃は娘に共感する。今でも娘に共感するけど(笑)

良いタイミングで観れました。

素晴らしいミュージカル。
アイ・ラブ・ミュージカル。
似太郎

似太郎の感想・評価

4.3
頭の固い保守的なユダヤ人の父親(トポル好演)が新時代の到来と共に祖国を離れるまでを抒情的に綴ったミュージカル映画。伝統を守るか、革新を受け入れるかで葛藤する頑固な父親像がどこかクリント・イーストウッドの『グラン・トリノ』に通じるものがある。
masat

masatの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

久々に見る本作は、圧倒的な迫力だった。

父と母、そこへの別離の話。
父は勿論、主人公のテビエ。
彼の3人の娘は、愛情一杯な父の愛を受け、そして彼、および彼ら世代が重んじる“しきたり”を、予期せず“駆逐”し、一人、2人と最愛の父の元を離れて行く。
それぞれの選ぶ道が、そっくりそのまま“新しい時代”の足音と鼓動を響かせる。

そして、旧世代の父は、“tradition!!”と言う過去の亡霊に脅かされながらも、大きな胸で受け入れようと、苦闘する。
特にトリを飾る三女、その幻影とメロディが最も切ない。丘の上で舞う3人の娘の幻影が本作の最も素晴らしいシーンとなる。

結局、テビエの苦闘は敗北に終わるのだが、なんとも微笑ましい多幸感にスクリーンは、その都度、包まれる。特に、3人を奪う男たちがなんとも素晴らしい笑顔を見せる。

母、それは、母なる大きな大きなこの地。ここ、ロシアの大地、アナテフカ。
しきたりも娘も父も、力強く見守ってくれたその大地との別れがクライマックスだ。
そう、父との、そして母との別離が見事に呼応し、絶望的なラストに反し、生の息吹を感じさせ大団円となる。

おっと、忘れてはならないラストシーン。

テビエたち家族が行く。そこにふと、バイオリンの音色。20世紀最高のフィドラー、アイザック・スターンが奏でるテーマメロディ。
振り向くとバイオリン弾きだ!
常に象徴的に現れては消えるあのバイオリン弾きだ。彼はテビエに眼で微笑む。着いて行ってイイ?と。その愛らしく悪戯な眼が凄い。

20世紀は、戦争の世紀。
20世紀は、難民の世紀。
バイオリン弾きがアナテフカの大地で見た、歓びも哀しみも、すべては20世紀の記憶として、忘れてはならない。
バイオリン弾きは、テビエとは離れない、そして見ている観客に、生きている人間に永遠にへばり付いて離れない、20世紀を見た眼の象徴であり、永遠に浄化されない亡霊なのだ。
20世紀を締め括るこの眼とメロディが、
記憶の中で永遠になっていった。
それだけのものを見せるラストシーンだった。
たかこ

たかこの感想・評価

4.2
2021.4月某日 DVD

映画はいつもわたしを知らない世界へと連れ去ってくれる
Fiddler on the Roof

馴染みの薄いユダヤ文化や東欧風の楽曲等他のミュージカルと一線を画す名作
逆光線にバイオリン弾きのシルエット+タイトルのOPが最高
Hinachan

Hinachanの感想・評価

3.7
ユダヤ教の音楽、素敵すぎ〜!
娘を愛するお父さんの話。舞台で見たいな
hirota

hirotaの感想・評価

-
あっけらかんにどうだった!と言えるような快活さは無く、でもしっとりと祝福感のあるラストで印象的だった。

タイトルしか知らなかったからバイオリン弾きのお話だと思っていたが(ある意味ではそうであったけど)違ったことにまず驚きつつ、この映画は昔お世話になった先生のお勧めで、涙が止まらないと聞いていたのでどんなもんかと思っていたが、きっと親の立場になってこそ堪らなくなるもので、まだまだ人生の蓄積が足りないと思わざるを得なかった。ただ、後半表出化してくる彼らの中に渦巻いていただろう絶望と、それを覆って彼らを繋ぎ止めていた伝統と、全て打ち壊す自由と愛と、奥底に皆が持つ情と、決して50年前の映画と思えないくらい、すんなりとしかししっかりと僕の中に入ってきて、素直に感動した。
また、テヴィエがチャバへ加護を祈ったあの呟き、どうにもならないくらい涙してしまった。美しかったし愛おしかった。切なかった。
とにかく感情は動いたし、映像も音楽も素晴らしかった。またいつか、また見たい。
Kentaro

Kentaroの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりのミュージカル映画です。😄

ロシア革命前夜のユダヤ人家族の物語。
最初のオープニングからキャッチーで、序盤からのめり込めました!登場するキャラクターたちがみんな個性豊かで、観ていてとても楽しかったです!特に主役のデビエのキャラクターが可愛いおじさんキャラで好きでした。笑

この話要は娘たちがお父さんの信仰をなんとか説得して結婚させてもらう話です。ほとんどそれだけです。その過程でお父さんが色々な考え方や思想に耳を傾けていくという流れ。この大きなテーマに結構内容が詰まっていました!常に自分が正しいと思うことは間違いだと教えてくれる映画でした。お父さんが娘の結婚許可と自分の神への信仰心とで葛藤してる場面はコミカルで好きでした。
ただ曲はそこまで心掴まれませんでした。歌詞の内容が結構古い考え方で、そんなこと今の世の中じゃ当たり前じゃんって思うことが多かった。それと歌の場面が少し長いです。笑 ここ短くしたら3時間よりは縮められた気がします。

「サウンド・オブ・ミュージック」とかもそうですが、ミュージカル映画ってなんでいつもエンディングが暗いのでしょうか笑 かなり「サウンド・オブ・ミュージック」と似通った作りや流れなので合わせて観るといいかも。(^^)/
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