旅芸人の記録の作品情報・感想・評価

『旅芸人の記録』に投稿された感想・評価

K
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このレビューはネタバレを含みます
反復、ズーム
沈黙と歌 余白と想像
戦争と内戦
カメラ目線
アメリカン・ストーリーズ
あなたはどこから来ましたか?
おはよう!
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もともとあった物語
踊らされるということ
4.0

【虚構に見える空間は地続きで現実を映す】
社会主義新聞の批評家であったテオ・アンゲロプロスが秘密裏に制作を行ったこの叙事詩は、文学と歴史を旅で繋ぎながら政治と地続きの関係にあるものを紐解こうとしてい…

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 歴史に明るくないので話の筋が追いづらく、最後までよくわからなかった。

叙事詩の意味
ようやく、スクリーンで観ることができた。なぜ、私たちは、映画に惹かれるのだろうか。その一つの理由がここにはある。

ギリシャ田園劇を上演し続ける旅芸人の一座の13年間、それは、メタクサ…

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Daiki
3.5

旅芸人、難民、孤児。アンゲロプロスが繰り返し描く"根無し草"の絆と解体。表情がほとんどわからない引きの画が多い点など、個人ではなく旅芸人一行の集団としての描写であることが叙事詩的な印象を強めている。…

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うおぉ…見終わった…
盛り上げるでもなく、感動させるでもなく、ひたすら客観的なカメラで正面から戦争を映している。
辛いシーンも多いし、作り的に画質的にわかりづらくもあり、何度も見ないと歴史の細部まで…

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長尺作品でDVDで借りたら2枚組でした

通しで一気に観るのが困難だったので1枚ずつ都合の良いタイミングで鑑賞しました

ギリシャの事は物凄く大雑把にしか知らないので、深く理解するには勉強不足ではあ…

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3.5

4時間、、長かったです、、
テオ監督の初期作品かつ評価も高い作品ということで気合を入れて鑑賞。ワンカット内で時空を超えたり、手品みたいな長回しだったり、監督の持ち味は大変楽しめた。しかし、あまりにも…

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アンゲロプロス日本初登場。ある旅芸人一座を通して描くギリシャ史。冒頭は52年、ある街に到着した一座。39年、ある街に到着した一座、そして40年の大戦参加、ナチ占領下のギリシャ。42年、そして52年、…

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たった一度ではほとんど理解できていないであろう。一生をかけてこの映画とは付き合っていきたいと思った。揺らぎ続ける時間、変わり続ける政治体制、入れ替わる語り手。すべてが固定されず流れていくがギリシャと…

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