恐らくモデルとなった事件は、2016年に起きた相模原障害者施設殺傷事件だろう。
介護従事者は自分でも知らぬまま心に闇を抱えてしまい何かをきっかけに爆発、一線を軽く超えてしまう事がある。虐待である。だ…
主演2人、脇の演者達の演技がとにかく素晴らしい。
老いるとどうしても避けられないこと、自分に当てはめて想像しても家族で想像してもあまりにも身近でどうしようもなく苦しくなる。
救いだと思う人もいれば殺…
マツケンと柄本明の演技のせめぎ合いを見る映画かな。
死にたくなる気持ち、なんとなくわかるけどね。
それでも、いざとなったら、みんな生への執着を見せるし、命が有るのと無いのとの重みを見せるんじゃな…
植松被告を思い出す。自分の家族が要介護になったらヘルパーさんを頼るつもりだけど、いざその時が来たら考えられなくなっちゃうかもしれない。私は祖父母が早逝だったから介護を身近で見る機会がなかったから、両…
>>続きを読む最後まで何が正しいのか作中で断言できなかったように、こちらもまた評価を残す上で善悪を断罪する側でいようとしてはいけないと感じたのでスコアの星はど真ん中にしてみます。
母親が殺された事実に対して「救…
どっちの気持ちも分かるし、重いテーマなのは理解できるけど結局落とし所がどこにもつけれないぶん人に見て欲しいなという感想にはならない。対相手との絆と、人々の死への進行具合は比例も反比例もしないし、共感…
>>続きを読む「社会の穴」に嵌ると抜け出せない。介護問題を正面から捉えた作品で、正直なところ映画を楽しむというよりも(良くも悪くも)社会問題を取り扱うドラマ、という印象を受けた。
マツケンの演技は見事だったけど、…
「ロストケア」製作委員会