舞台は、亡くなった故⼈の故郷の村⼈がその遺⾻を⽣まれ育った場所に持ち帰らなくてはいけないマダガスカル南東部。タンテリとザカ、スル、そして離れ⼩屋の親⽗の 4 ⼈は、出稼ぎ先で亡くなったタンテリの姉・ニリナの遺⾻を取りに⾏き、ルールを守って持ち帰るよう命を受け、それぞれ楽器を⼿に⽚道 2、3 ⽇かかる村へ旅に出る。4 ⼈は途中、出稼ぎに⾏ったまま⾏⽅知れずの家族の消息を求めて旅するルカンガの名⼿・レマニンジに遭遇。果たして 4 ⼈は、無事ニリナの遺⾻を故郷に持ち帰り、ニリナは“祖先”となれるのか。レマニンジは、家族を⾒つけ、⻑い旅を終えられるのか。
全長4600 キロ以上に及ぶチリの長い海岸線。その海の起 源はビッグバンのはるか昔まで遡る。そして海は人類の 歴史をも記憶している。チリ、西パタゴニアの海底でボ タンが発見された。-…
>>続きを読む5000年前、太平洋には海を渡る人々がいた。 彼らは数千年に渡って大海原を攻略し、地球の半分を覆う島々にたどり着いた。 文字が普及する前の時代、彼らは音楽で交流していった――。 …
>>続きを読む2015年4月、約9000人の犠牲者を出したネパール大地震。写真家・石川梵は震災直後、ジャーナリストとして初めて現地へ入り、ヒマラヤ奥地の震源地・ラプラック村にたどり着いた。壊滅した村で石…
>>続きを読むセバスティアンとパストーラは、エクアドル南部アマゾン熱帯雨林に住むシュアール族。かつて首狩り族として恐れられたシュアール族は、スペインによる植民地化後も武力征服されたことがない民族として知…
>>続きを読むインドネシア・ラマレラ村。人口1500人の小さな村。住民は互いの和を最も大切なものとし、自然の恵に感謝の祈りをささげ、言い伝えを守りながら生活をしている。中でもラマファと呼ばれるくじらのモ…
>>続きを読む宮古島に伝わる「古謡」と「神歌」。これらの歌は厳しい暮らしや神への信仰などから生まれ、ひっそりと歌い継がれてきた。特に「神歌」は“御嶽”と呼ばれる神事で歌われ、古来から口伝されてきた。本作…
>>続きを読む若手教師のウゲンは、ある日教官に呼び出されブータンの秘境、ルナナにある学校に行くよう告げられる。「オーストラリアに行き、ミュージシャンになりたい」という夢を抱きながらも、渋々ルナナ村に行く…
>>続きを読むタイやラオスの森で暮してきたムラブリ族は、400人しかいない狩猟採集民。消滅が危惧される彼らの言語を研究する学者・伊藤雄馬と村に入ったカメラは、定住化は進むが、互いの集団が「人食いだ」と言…
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