娼婦と鯨の作品情報・感想・評価

「娼婦と鯨」に投稿された感想・評価

1930年代の写真家と娼婦のことに興味を抱き、乳癌に侵され治療するためにスペインからアルゼンチンへ訪れ、そこで写真家と娼婦の人生や記録をたどっていく女性作家ヴェラと、1930年代の写真家と娼婦の愛の物語を描いたロマンス映画です。
タイトルでエロティックな官能映画だと想像してしまうと思います。タイトル通り“娼婦と鯨”は出てきて官能的な描写はありましたが、観てみると物語が奥深く、映像が美しく綺麗でした。アルゼンチンの海の景色、飛行機でアルゼンチンの上空から映した景色、タンゴを踊るシーン等が素晴らしく綺麗でした。DVDのパッケージに写っている女性は娼婦をしています。その娼婦のタンゴを踊るシーンがとても綺麗で、タンゴを観るのが好きな私は見入ってしまいました。女性作家ヴェラもタンゴを踊るシーンがあります。女性作家ヴェラ役をしたアイタナ・サンチェス・ギヨンは、役柄からタンゴを踊る雰囲気ではなかったのですが、タンゴを踊る彼女を観れて良かったです。原題『La puta y la ballena』・邦題『娼婦と鯨』というタイトルですが、タンゴを踊るシーンと素晴らしく美しい綺麗な映像が観れて、ストーリーも良く、集中して見入った作品で観て良かったです。
えりこ

えりこの感想・評価

4.4
全てにおいて美しくもあり、哀しい作品。
特に終盤の、鯨とロラのシーンには胸を締め付けられた。
一分程の短いシーンだが、そこに全てが詰まっていると思う。
kimura8959

kimura8959の感想・評価

4.7
乳がんに侵された作家ベラがスペインからアルゼンチンへと渡り、ある1枚の古い写真に写る自分にそっくりな女性ロラと写真家エミリオの情熱的な愛の軌跡を辿っていく物語。
浜辺に打ち上げられた鯨がベラとロラの心情を綺麗に暗喩していて良い映画だった。パタゴニアの自然も美しかった。