娼婦と鯨の作品情報・感想・評価

「娼婦と鯨」に投稿された感想・評価

Shizka

Shizkaの感想・評価

3.2
タイトルがもうすでに奇妙なのだが、内容もそれに違わず奇妙。結局自由を気取りながら2人とも縛り縛られていた、ということなのだろうか?

また現代の記者のエピソードも奇妙。昔のエピソードといったいどう繋がるのだろうか? たしかに乳ガンがなければ現代の話も心に残らなかったと思うが、そういう設定にしたことが奇妙。

しかしさすがにアルゼンチンの映画、たまらなくセクシーな倒錯だった。
ayumi

ayumiの感想・評価

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(アーカイブ)

070812

男と女、光と闇。 

手紙/小説/飛行機/エトランゼ/マドリッド/鯨/写真/本/病院/メガネ/セーター/交わり/バンドネオン/歓喜の涙/縫合跡/アルゼンチン/娼婦宿
kie

kieの感想・評価

1.6
私的にいい感じの映画発見。だるい映画、ストーリーに無理があるけど、なんだか良い。スペインとアルゼンチンの合作で、1950年代のアルゼンチンの内戦と現在を行き来し、現実と小説の中を行き来し、かなり忙しい。全体のつながりをきちんと捉えることは至難の業というか、無理。けど、ひとつひとつを切り取って観たらそれはそれは素敵。アルゼンチンの壮大な自然の映像美とタンゴの官能美を感じるのもおもしろい。
1930年代の写真家と娼婦のことに興味を抱き、乳癌に侵され治療するためにスペインからアルゼンチンへ訪れ、そこで写真家と娼婦の人生や記録をたどっていく女性作家ヴェラと、1930年代の写真家と娼婦の愛の物語を描いたロマンス映画です。

タイトルでエロティックな官能映画だと想像してしまうと思います。タイトル通り“娼婦と鯨”は出てきて官能的な描写はありましたが、観てみると物語が奥深く、映像が美しく綺麗でした。アルゼンチンの海の景色、飛行機でアルゼンチンの上空から映した景色、タンゴを踊るシーン等が素晴らしく綺麗でした。DVDのパッケージに写っている女性は娼婦をしています。その娼婦のタンゴを踊るシーンがとても綺麗で、タンゴを観るのが好きな私は見入ってしまいました。女性作家ヴェラもタンゴを踊るシーンがあります。女性作家ヴェラ役をしたアイタナ・サンチェス=ギヨンは、役柄からタンゴを踊る雰囲気ではなかったのですが、タンゴを踊る彼女を観れて良かったです。原題『La puta y la ballena』・邦題『娼婦と鯨』というタイトルですが、タンゴを踊るシーンと素晴らしく美しい綺麗な映像が観れて、ストーリーも良く、集中して見入った作品で観て良かったです。
えりこ

えりこの感想・評価

4.4
全てにおいて美しくもあり、哀しい作品。
特に終盤の、鯨とロラのシーンには胸を締め付けられた。
一分程の短いシーンだが、そこに全てが詰まっていると思う。
kimura8959

kimura8959の感想・評価

4.7
乳がんに侵された作家ベラがスペインからアルゼンチンへと渡り、ある1枚の古い写真に写る自分にそっくりな女性ロラと写真家エミリオの情熱的な愛の軌跡を辿っていく物語。
浜辺に打ち上げられた鯨がベラとロラの心情を綺麗に暗喩していて良い映画だった。パタゴニアの自然も美しかった。