キャスティングのことや尺のこともあるだろうが、神戸八重子のシーンがもう少し欲しかった。そちらの方が多様性というものにもあぶれていないとされる人間にもわかるような気がするし、ギョッとできる気がする。
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このなんとも言えないモヤモヤした感情表す時によく使われる水の中の音みたいなの好きなんだよなー
フェティシズム
世間体を気にしすぎて普通であることに囚われるけど、”普通”って人それぞれ違う
普通じ…
多様性の端という言葉が好きだが、そんな人たちのお話。多様性ってダーツの的みたいに面積として存在してて、普通の人は中心に近いところにいる、みたいなイメージを持っていた。
でも、皆のいる位置をぐちゃぐち…
水フェチを主人公にしながら、遠回しに小児性愛者も子供を傷つけなければ存在していいと思わせようとしているように思えた。一気に思想感が出て嫌気がさしてしまった。
水フェチはいいけど小児性愛者は治療して…
「この世に在っちゃいけない感情なんてないんだ」
私たちの世界にいる透明人間たちに焦点を当てた作品。最後のシーンでその対比が美麗に表現されていた。本来普通とは反対側のササキと、普通を具現化したような人…
「あってはならない感情なんてない」
「この世にあるものは明日生きたい人のためのもの」
という言葉が響いた。
あれほど普通にこだわってそれを息子に押し付けていた寺井だけど、
最後の夏月の伝えたい…
普通に生きなさいってよく言われるけど、自分の気持ち押し殺して他に合わせて来たせいで、大人になって爆発してしまうことがあるんだろうなって感じた。
自分にとって当たり前でも他の人にとっては当たり前じゃ…
原作を先に読んでしまったのでこの評価。
そのまま再現していたら尺ないし、原作と映画で別物として観た方がいいかもしれない。割と大々的に改変されていた所感。
まず、というか特に神戸八重子のキャラクター…
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