切ない、繊細、リアル、エモーショナル。
こんなにも心理描写を映像、音楽と掛け合わせて繊細に表現している映画はあまり出会ってこなかった気がする。
これがこう、あれがああと語りすぎない方がいいような気…
終始、不安な気持ちになった。
父親がスキューバダイビングのスーツを着る時の独白から、カメラがゆっくりと横に移動して、顔が映らなくなるのが怖かった。
彼は故郷の喪失、家族の喪失を経験した。
生き方…
ずっと何か起こりそうな不穏な空気がなんかしんどいが、映画内では特に何かは起こらない。私達の想像の中で何かを勝手に起こし、正解もわからないしモヤモヤしている。たまにはこういう映画を見て考察するの良いで…
>>続きを読むキラキラした親子の夏の思い出の中に
ずっと重たい希死念慮が
まとわりついてるような映画
うつを経験した人間にしか
わからないであろう描写が散りばめられてる
異人たちでは特に印象に残らなかった
ポ…
鮮やかな思い出だった、全編を通して静かでじりじりと灼けた熱い空気が心地よかった。
もう一緒に暮らしていない若い父親は、それでもちゃんと父親で、娘に安心感を与えてくれているんだなぁっていうのがわかる。…
離れて暮らす父と過ごしたトルコでのバカンスの記憶。異国の海で見た景色、大人たちのよく分からない会話、アフターサンを塗る父の手の温かさ。退屈で気まずい時間も、輝くほど美しい瞬間も、ビデオテープのガサガ…
>>続きを読む
「行き着く先は誰にもわからない。生きたい場所で生きて、なりたい人間になって。」
ソフィはあの夏の父との時間を擦りきれるくらい再生しているのだろう。
きっとこれからも日焼けをする度に思い出す。
視線…
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