幕間のインタビューでも言ってたけど、美術、音楽、そして演出の意図の一致、正確さが素晴らしい舞台でした。叫んでる場面が多いからうるさくなりがちだけど、シンプルでモダンな美術、聖歌風の音楽が観客を冷静に…
>>続きを読む雨のカーテンによって生まれる立方体の檻がこわい。
本来平和を保つために生まれた秩序によってみんな身動きが取れなくなる。
雪玉みたいにどんどん事件がおっきくなっていく様子(特に子供たちの操られ演技と…
終始緊迫感があった。赤狩り時代の原作だが、宗教的不寛容の現代にもそのまま当てはまる。そうした時代性とともに、人間の普遍的闇も描かれていた。誤りを犯し、隠ぺいしようとし、保身を図り、共同体からの排除を…
>>続きを読む#69
こういう芝居を、徹底的に簡略された日本語字幕で観ることの難しさを痛感した。
本作は1950年代の「赤狩り」に対する隠喩芝居として知られるが、ミラー自身は、そう思われることを嫌がっており、「も…
セイラム魔女裁判の実話ベースなので、知っておいた方がいい。
悪魔が実在する前提で、刑死19名、獄死5名、圧死1名って…。
アメリカの田舎おそるべし。
この作品に限らずだけど、外国語の劇はセリフが多…
セイラム魔女裁判のお話だった。この出来事自体の知識が無くてインターバル中に慌てて調べることになったけれどなかなか面白かった。
誰か”魔女”を差し出さなければならないとなったとき、まず最初にやり玉にあ…
このレビューはネタバレを含みます
NTLive2023「るつぼ」