老ナルキソスの作品情報・感想・評価

『老ナルキソス』に投稿された感想・評価

けそた

けそたの感想・評価

4.1
舞台挨拶付き。
偏屈で不器用な主人公がたまらないのと観てる側も老いに対して不安が増長してくるのと…でもラストでちょっとホッとしてしまった笑
アオイ

アオイの感想・評価

4.5

パートナーシップなどの制度や性行為の描写が正しく丁寧に描かれていて良かった フィクションだからとそこを雑にしてしまう作品が苦手なので……

主演のおふたりももちろん素晴らしかったんだけど、個人的に隼…

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2000年代には「家族」をテーマに据えたゲイ映画が多く作られた。
ゲイが作ろうとする新たな家族のかたちと、その受容についての物語は、観衆を先導する力を持ち得ていたと思う。
しかし家族制度から拒絶され…

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kaname

kanameの感想・評価

3.0

ゲイとして生きる老絵本作家が、ある青年との出会いを通して人生を見つめ直す姿を描いた物語。

孤独、病気、偏屈…負のキーワードが多いのに、あまり悲哀を感じないカラッとした内容が面白い。

切り替えの早…

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sora

soraの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

期間限定配信されてたので観た。
良作ではないか。

ここからは思ったことをそのまま書いちゃうので伏せるという意味でもネタバレ設定しときます。

まず、絵本作家の家に薔薇族置いてあるの手が凝ってますね…

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Y

Yの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

人は図太く、ユーモラスで愚かだ。でもそれが愛おしい。
最後のシーンを見て、これは人生讃美の映画だなと気が付けた。
別に破滅的な終わりじゃなくていいんだよ。
同性愛だからといって、悲劇だけを背負わされ…

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m

mの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

偏屈じいさんが孫ほど歳の離れた青年を通して人生を見つめ直していく物語。個人的には贖罪という感情も読み取れた。
随所に挟まっていたナルキッソスの寓話に準えた水面のシーンが印象的。自惚れて深い水の底に引…

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このレビューはネタバレを含みます

随所にゲイあるあるや2丁目の空気感みたいなものを散りばめられていて、それでいて終活や老いへの集団羞恥のようなものを突きつけられるのだけど、監督が以前に制作した短編版よりさらに重厚で且つユーモアに溢れ…

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劇場で鑑賞後、椅子に腰掛けていたらおじさんに声をかけられた。
「君、もし時間空いているなら食事どう?」
完全にナンパでした。上映前にこっちをみている視線に気づいてました。しかしまさか枯れ専のゲイ…

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喜寿を目前に控えたマゾで偏屈な老ゲイと、少し影のある売り専の美青年が主役という設定がまず素晴らしい。さらに、「ゲイにとっての老い」というテーマや、同性パートナーシップとか養子縁組とか里親制度とか年寄…

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