石井さんが大学で何を教えているか、片鱗が見れて面白かった。石井さんや学生たちの、映画に向ける情熱が十二分に伝わってきて良かったんだが、没入しきれない所があった。それは僕自身がそこまで映画の力を信じき…
>>続きを読むスタートしかかけない石井岳龍に号泣。映画、エンタメ畑の人間に全てを断ち切られるようなコロナ禍がどんだけ辛かったものか、このシーンが物語っていたようにも思う。
17年間の神戸で教授として学生に映画を…
神戸芸術工科大学のキャンパスは何やら物騒だ。学生たちは次々に吸い寄せられるようにある教室へと向かう。狂った男の籠城する教室へ。彼らが目にするのは、神戸芸工大映画コース教授石井岳龍の半狂乱に陥った錯…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
表現方法を教授となって後世に伝える監督のカッコ良さ。どこまでリアルでどこまでフェイクか分からんけど授業はリアルにあんなんやってるのかな。受けてみたい。
狂ってる人に惹かれる自分は身の回りにあんな人が…
このレビューはネタバレを含みます
フィクションとドキュメンタリー入り混じり。
時系列は現在→3ヶ月前→10ヶ月前と
遡っていくが、
最後は説明なく現在に戻ったように思う。
自己啓発のような授業を経ての映画作り。
全体的に観念的で何…
映画にでてくる全員が、導かれ、導きながら、どんどんいい顔、いい目になってくる
だから、どんどんおもしろくなっていく
でも、(映画内映画)が終わって、ただひとりだけ浮かない表情をしている人がいた
とっ…
石井岳龍は狂ってしまった。いや普段から変だったから変になってしまったのかどうかわからない。劇中で登場人物たちが口々にそう語る。
この165分の体験、いったい我々は何をみせられていたのだろうかとほとん…
「自分革命」とは意識革命のことだという。石井岳龍は多角的に論を展開するが、その一つに「監視」を挙げる。ミシェル・フーコーを引用し、「監視される側」がいつしか「監視する側」に取り込まれるようなことにな…
>>続きを読む©︎ISHII GAKURYU