FUGAKU1/犬小屋のゾンビの作品情報・感想・評価

FUGAKU1/犬小屋のゾンビ2014年製作の映画)

製作国:

上映時間:31分

3.8

『FUGAKU1/犬小屋のゾンビ』に投稿された感想・評価

まや
-
このレビューはネタバレを含みます

多摩美の生徒と撮った青山真治監督の作品、FUGAKUシリーズ、一つ目。青山真治監督が好きなので気になって鑑賞。31分という短い時間の中で、生徒たちと映画について同じ目線で考えていくような想いの詰まっ…

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ニシ
5.0

青山真治が講師となり学生と共に映画を撮るアプローチの仕方として、青山自らピカピカ電飾の仮装をしてカメラから距離を取り湖畔に1人佇んで変なおじさんを演じてみせるという、学生と同じ目線に立つ為のリスクの…

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やはり光ありき。
今回は音ではなく光で救う。

美大の学生の特技を集約したかのような学生と共に作り上げられた作品。
にしても映画がすぎている。

ゴダールのリア王。
nada
4.3

『ゴダールのリア王』のオマージュでありながら、どうやってもアメリカ映画みたいになるのが青山真治のユニークさだろう。流行り病で連れ合いを亡くた男が、意識の戻らない娘を甦らせるため、映写技師を呼ぶ。生者…

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3.0
ラストのダンスシーンが良い。
音と映像、青山真治の考える映画とは何かの断片のようである。
【詳述は、『AA音楽批評家:間章』欄で】作者のアクの強い現れ方も含め、映画の他愛なくも壮麗な、伸びやか自然と·裏表ひっくり返る華一面を、見せ尽くす。

2022年12月9日 @アテネフランセ

生涯で一回だけ撮ることのできる幸福な時間を過ごした映画だと思えた。それは北九州サーガのように自らの故郷を舞台に土着性の強い自伝的要素も孕んだ物語を用意したと…

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物語はまあさっぱりなのだが、動かなかったものが動き出す瞬間にはやはり感動がある。
ダンスを捉えるカメラがフルショット気味になってしまうことの難しさを感じずにはいられない。
ラストカット前に差し込まれ…

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3.8

ドライヤー『奇跡』的な女は当然の如く復活するがその際の痙攣と硬直を行き来するかのような起床の挙動が凄まじい。『ゴダールのリア王』的青山真治が『ワイルドバンチ』的に映写機の前に立ち『ゾンゲリア』的光線…

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菩薩
-

『Helpless』みたいな山道に『エリ・エリ〜』みたいな奇病に『こおろぎ』みたいな謎の居酒屋に…。ピカピカ教授はゴダールのパクリらしいけど、一輪車を乗り回したりやたらとカラフルな死神達(?)。映画…

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