【2024.2.12】
「ケイコ 目を澄ませて」の監督さんの新作。
PMSの女性とパニック障害の男性と周りの人の話。
この監督さんは、じっくり人を描くのが本当に上手。世界にゆったり浸らせてくれる。…
尺の問題だろうけど、髪を切るシーンはあの程度で爆笑することなくない？もっとキノコみたいになってからじゃない？とか思ってしまった。
雰囲気は良かった。けど単調で眠くなる…
残念ながら原作を超えてくる…
映画の内容と全く関係ない感想だけど、松村北斗が自転車で線路沿いの坂を下るシーンの画がbump of chickenの車輪の唄で私が脳内イメージしていた風景そのまますぎて3回くらい巻き戻した。その衝撃…
>>続きを読む
PMSにパニック障害、自分は女だけにどちらも罹りうる病。一人だと思っていた中に苦しんでいる人は他にも居る。
そんな二人を迎えてくれる会社や人が居て、暖かさと希望もある事を教えてくれる。
明けな…
自分のマイノリティ加減とか他人の目を気にしすぎるのはどうよとかいろいろ考えていた時期に観て、何かを押しつけるでもなく、でも寄り添ってくれるような沁みる映画だった。
主演2人のナチュラルさが素晴らしい…
この前見たキノライカで映画とは芸術と生活の間にあるものってゴダールの言葉が引用されてたが、それに近いものをこの映画に強く感じる。
目の前でポテチがぶ飲みできるような関係性ってけっこう理想的な関係性か…
©瀬尾まいこ／2024「夜明けのすべて」製作委員会
